【雲台交換】ミニ三脚にSIRUIの雲台を載せてみた【逆もやってみた】
前回ご紹介したミニ三脚「Velbon ULTRA 453 mini」。
基本満足しているのですが、自由雲台がちょっと気に入らない。
ということで、まずは試しということで初の雲台交換を行ってみる事にしました。
雲台交換に必要なもの
雲台は、三脚の上に乗っかっているもので、カメラとつないでカメラ位置を調整するためのものです。
雲台と三脚はネジ止めされているので、雲台をクルクル回せば取り外す事が出来ます。
ただ、三脚によっては、雲台を外す事が出来ないものがありますので、そこは説明書をよくご覧になって確認して下さい。
無理して壊さないでくださいね(笑)。
ネジの規格にご注意
三脚と雲台をつなぐネジですが。
2つの規格がございます。
1つは、
・ネジ山「3/8-16UNC(インチ)」
・ネジ直径約9mm
・通称「太ネジ・大ネジ」
・外国製でよく見かける
もう1つは、
・ネジ山「1/4-20UNC(インチ)」
・ネジ直径約6mm
・通称「細ネジ・小ネジ」
・日本製でよく見かける
です。
私が持っている三脚ですが。
・ミニ三脚「Velbon ULTRA 453 mini」は、細ネジ。
・トラベル三脚「SIRUI T-1205X+G-10KX(G-10X)」は太ネジ。
そのままでは雲台の交換が出来ません。
そこで、このような細ネジを太ネジにする変換アダプターを購入するわけです。
2~300円くらいで買えます。
交換作業
ここからは順を追ってご説明したいと思います(大した内容ではありませんが・・)。
SIRUI三脚(雲台が乗った状態)
ここから雲台をクルクル回して外していきます。
SIRUI三脚から雲台を外した状態
はい、見事外れました(笑)。
SIRUI三脚は一旦片づけて、移植先のVelbon ミニ三脚に行きます。
Velbon ミニ三脚(雲台が乗った状態)
こいつも同様、雲台をクルクル回して外していきます。
Velbon ミニ三脚から雲台を外した状態
はい、こんなかんじになります。
左側に置いたのはネジ変換アダプター。
こうしてみると、ネジの太い細いがよくわかりますね。
ネジ変換アダプターを付けた状態
こんなかんじです。
変換アダプターは、間違って上下逆につけないでくださいね。
※って、そんなヘマする人いないと思いますが
交換完了!
これだけです!簡単ですね。
どうでもよいですが。
2つのロゴが並んでいると、SIRUIなのかVelbonなのか、よくわからなくなりますね(笑)。
多少重くても全然平気!
出来上がった三脚+雲台に、X-T2 とXF55-200mm(伸ばした状態)を取り付けてみました。
前が重い状態ですが、全然へっちゃらです!
雲台の締め付けも楽ですし、テンションもついていますから、微調整も楽でいいです。
SIRUI三脚に、Velbon雲台はつくのか?
今回は細ネジに変換アダプターをかぶせる事で太く出来たわけですが。
逆は普通に考えたらダメですよね。ネジを細くするなんて出来ませんから・・・
・・と、SIRUI三脚をみていたら気が付いたのですが。
SIRUI三脚のネジを取り外して、上下逆で付け直せば細ネジにすることが出来ちゃう!
という事に今になって気が付きました。。
SIRUI三脚って有能ですね・・(笑)
通常(太ネジ)
これが太ネジになっている状態。
ネジがある台座みたいなものをクルクル回せばネジを外せちゃうんです。
ネジを上下逆にしたところ
こんな感じになります。
ネジの先の方が細くなっているのがわかりますよね。これが細ネジと同じ径になっています。
ネジを三脚に固定します
ネジのある台座部分をクルクル回していくと、ネジが締まっていき、最終的にこのようなかたちに収まります。
Velbon雲台をSIRUI三脚につけたのがこちら
SIRUI三脚有能です!
改めて、SIRUI三脚の有能さを知りました。。
※おかしいな、本当はVelbon三脚の紹介だったのに。。(^-^;
とはいっても、この雲台は正直あまり使いたくないので、SIRUI三脚を使う場合は、雲台も元のSIRUI製に交換すると思いますが。。
こういった雲台単体の購入も出来ますから、もう1つ買う、なんていう選択肢も出てきちゃいます。
いかんいかん、こういうのハマりだすときりがない。
でも欲しいかも・・(汗)
↑
他者様のブログ記事がございます。よろしければご覧ください。