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【写真】エアリーフォトにチャレンジ – 撮り方のコツ?

前回に続き、エアリーフォトについてです。
今回は、ニワカが能書きを垂れてみようかwと思います(汗

エアリーフォトですが・・

まず最初にお断りしておきますが、自分の中でエアリーフォトを理解している・・・なんて事はございません。
前回お伝えしたセミナーで得た受け売りの言葉と、その内容を語る程度のものです。
自分の中でこうしたらよいのかな、というのを備忘録兼ねて書き綴っているというものですので、話半分に留めて下さいね。

機材

今回使った機材は富士フイルム様のX-T1 と XF35mmです。

X-T1


FUJIFILM レンズ交換式プレミアムカメラ X-T1 ブラック

XF35mm


FUJIFILM XFレンズ FUJINON XF35mm F1.4 R

レンズは、明るいレンズ(開放絞り値の小さなレンズ)が良いです。
理由は単純で、よくボケるから。

これら機材を使った前提でのお話となりますが、他社メーカー様でも似たような事が出来るかと思いますので、参考にはなるかと思います。

設定、撮り方など

ここからが本題です。

撮影時のカメラ設定

まず最初に聞いたのがこれです。
他メーカーさんのデジタルカメラはどうなのかわかりませんが。
富士フイルム様のカメラは、撮影時の設定として、フィルムシミュレーション、シャドウ、ハイライトなどなど設定することが出来まして、この設定を行う事で表現を自由に変えることができます。

で、以下がその設定内容です。

露出補正・・・+1~2EV

ハイキーにしましょう!
基本はこれですが、単にハイキーにしても白飛びしやすくなるだけなので、以下の設定でそれをカバーします。

フィルムシミュレーション・・・ASTIA

濃いけど柔らかな色、なだらかなトーン、そしてハイライトでねばる(白飛びしづらい)というフィルムを想定したものです。

ダイナミックレンジ・・・400%

ダイナミックレンジとは、明暗差がどれくらいあるか、という事です。
Xシリーズのカメラでは、ISO感度を800以上にすると、ダイナミックレンジを元々あるものから更に2段拡張する事が出来るのです。
ハイキーで撮るので、なるべく白飛びしないように、かつ諧調が出るように、という事でこうします。

ハイライトトーン、シャドウトーン・・・共に-2

ハイライト、シャドウをそれぞれ-2にする、ということは、
「明るいものを暗く」「暗いものを明るくする」という事です。
一言で言うと、コントラストを下げる、という事ですね。
ソフトな感じを出すための設定です。

カラー・・・+1

ハイキーにして、かつコントラストを下げるので、色が出にくくなります。
なので、色にメリハリをつけるためこのようにします。

シャープネス・・・-2

ソフトな感じを出すための設定です。

撮り方のコツ

設定は出来ましたので、後は実践のみ!
ですが、よくわからずとりあえず撮っただけでは、単にソフトな描写の写真であるだけ。
という事で、以下が今回教わった内容です。

前ボケを活かす

レンズの前に落ちた花など彩良いものを配置すると、ふんわりとしたフレームを作ることが出来ます。
tulips

山法師の実

良し悪しはともかく・・(汗 こんなかんじでしょうか。

ホワイトバランスは積極的に活用しましょう

普通は正しいと思う色を出すために使いますが、ここはあえて色を青や赤に転がして、自分なりの表現を作ってしまいましょう!
DSCF4069
左は6000Kくらい、右は3000Kくらいです。

ホワイトバランスシフトを使うのもありです。
でも、この場合は基準となる色温度を決めたうえで変えるようにしましょう。
※ホワイトバランスオートから変えるのでは、基準となるものがないので大変です。

余白(要白)が空気感を出す

多分これが一番の肝だと思います。
そして自分はまだこれが出来ていないところ・・。強いて言えばこんなかんじ?
上野公園 Ueno Park

17320701652_7a6e5ce1a5_k

・・やっぱ、他の人の作例を見つけてください(汗

その他

・光の取り回し方(順光、逆行、サイド光、反逆光)
・構図(上で挙げた「前ボケ」、「余白(要白)」もこの構図に関連しますね)
普通の写真撮影でも同じことが言われていますが、これはエアリーフォトにおいても非常に重要な要素を占めていると思います。

エアリー(空気感)って感覚的なものですが、それをいかに映像として表現するか、という事が結局ポイントになるのかな、と思います。

終わります

このエアリーフォト、セミナー終了後に色々と試しておりますが、なかなか満足のいくものは出来ません。
・・そんな簡単に出来たらプロなんて必要ないですし

今回サンプルとしてお見せしたものも、わかる人からしたら「全然ダメ」というかもしれませんが、少しでも足がかりになるものがあれば幸いです。

とっても役に立つ図書


エアリーフォトの撮り方レシピ (玄光社MOOK) ムック – 山本まりこ (著)


山本まりこのエアリー旅フォトレシピ (玄光社MOOK) ムック – 山本まりこ (著)


山本まりこのオールドレンズ撮り方ブック (玄光社MOOK) ムック – 山本まりこ (著)


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