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【写真】桜の写真を色々と撮ってみました その2(平等院)

前回に続きまして、桜の写真の続きです!
今回は平等院で撮った枝垂桜です。

平等院 羅漢堂

ご存知10円玉のデザインで有名な平等院ですね。
平等院は鳳凰堂以外にも色々とお堂がありまして、その中の一つ「羅漢堂」というお堂で撮ったものになります。
この羅漢堂は、鳳凰堂の真後ろにある建物ですが、枝垂桜が見事に咲いておりまして、鳳凰堂よりも人が多かった気がします(笑)。

メインの鳳凰堂はまだ十分な桜が咲いていない為、今回はご紹介せず、別の機会に出そうと思っております。

カメラ女子

at Byodoin Rakan-do
X-E1 + XF18-55mm ƒ/4.0 42mm

at Byodoin Rakan-do
X-E1 + XF18-55mm ƒ/4.0 42mm

一気に2枚行きます。
といっても殆ど同じ位置で続けてとったものですが。
本当は目の前の女性が居なくなってから撮ろうと思っていたのですが、後姿がいいかんじで構図内に収まったので、勝手ながら撮らせて頂きました。
桜色のセーターもうまくなじんでくれたかな、と思っております。

ピントは枝垂桜に合わせ、絞りは開放気味にしています。
背景となる羅漢堂までそこそこ距離があったので、ボケも少しで済むため、開放のままにしました。

明るい雰囲気がほしかったので、シャドウはマイナスにして、全体的に影が薄くなるよう調整しています。

お堂の前の看板(立ち入り禁止)だけが気に入らないですが、撤去するわけにもいかず(当たり前ですが)。
まあしょうがないか、と。
※個人的にいつも思うのですが、こういった標識類はもう少しその場の雰囲気に合わせてほしいな、と思いますね。外国の観光地ではあまりこういった標識が目につく事が無いので、そのあたり見習ってほしいな・・と勝手に申しております(^-^;

羅漢堂と枝垂桜

平等院 羅漢堂 / Byodoin Rakan-do
X-E1 + XF18-55mm ƒ/5.6 18mm

こちらは人と看板を入れないよう工夫して撮ったものです。
ただ、少し上向きになってしまいましたので、パースがどうしても気になるところです。
※上から下にお堂の幅が大きくなるような見え方です

特に18mm(換算27mm)と広角なので余計目立ちますね。
撮りたかった枝垂桜が、どうしても目線より上にきてしまうのと、看板を避けたかったため、現状の装備ではどうしようもなかったのですが。。
もっと背が高いか、脚立など使って上から撮ればきれいに収まるのでしょうね。

パース

ここでパースについて簡単に説明したいと思います。
パースというのは、本来3次元のものを絵画など2次元で表現させる場合に使う技法(遠近法/透視図法/透視図など)を総称して示す言葉だそうです。

写真でパースという場合は、建物など本来壁の両端が平行になっているはずのものが、上の写真のように平行になっていない場合に「パースが出ている」などと呼ぶようです。
遠くのものが中心に寄り、近くのものが周辺に見える、という遠近法に由来した使い方ですね。

これは、建物の壁に対して垂直にレンズを向けていない為、このような写りになってしまいます。
垂直になっていない場合、建物の上端と下端が、レンズから見て同じ距離になりません。
この写真の場合、上の方がレンズに対し距離が出てしまう(遠くになってしまう)ため、上に行くにつれて幅が狭く写ってしまうわけです。

これを一つの表現方法として積極的に使う方法もありますが、今回の場合は建物を本来のかたちで表現した方が収まりがよいと思っています。
なので、パースを意識して建物を歪ませることなく表現したかったな、と言いたかったのです。

最近こういったパースというものに、特に広角で撮るときは気を遣うようになってきておりまして。
今まで写真撮っている人たちとか見てきて「なんで脚立まで持ってきているんだろう?」みたいな事を思っていたのですが、その理由が少しづつ分かってきた気がしております。

まだ続きます

次回は天龍寺の枝垂桜です

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