【散策】都電荒川線1日乗車の旅(後編)
前回の続き。
都電荒川線1日乗車の続きです。
今回の行程(おさらい)
《前回》
三ノ輪橋駅(乗車)→荒川二丁目駅(下車)
荒川自然公園を散策
荒川二丁目駅(乗車)→荒川車庫前駅(下車)
都電荒川車庫を見学
《今回》
荒川車庫前駅(乗車)→王子駅前(下車)
飛鳥山公園を散策
飛鳥山駅(乗車)→庚申塚(下車)
甘味処でお茶をして、そのまま巣鴨地蔵通り商店街を通り、JR巣鴨駅で岐路へ
飛鳥山公園
王子駅前で降りて、そのまま飛鳥山公園に行きました。
この飛鳥山公園、八代将軍徳川吉宗公が享保の改革の一環として整備・造成を行った公園だそうです。
王子駅前から公園に向かうと、「アスカルゴ」という12人乗りの小さな小さなモノレールがあります。
飛鳥山公園はちょっとした高台にあるので、本来であれば階段を上る必要があるのですが、アスカルゴに乗ればとっても楽ちんです!
運賃も無料ですし、ぜひ一度はお試しを!
上に登ると桜並木が続きます。
春は桜の名所になりますが、この時期(2月)は当たり前ですがまださくらは咲いておりません。
とっとと通り過ぎますが、途中プラタナスの大きな木がありました。
なんとなく印象的だったので撮ったのが次の一枚。
X-E1 + XF18-55mm 思い切り幹により、見上げるかたちでの一枚。空の青さを枝の白が印象的だったので、VELVIAで撮りました。
桜並木を通り過ぎると、大きなジャングルジムなど子供向けの設備が出てきました。
大勢の家族連れが遊んでおりましたが、ここはスルーして、旧渋沢庭園まで足を運びました。
渋沢さんという実業家がいたそうで、その人の持つ建物を資料館として一般開放しております。
中の資料館などは見ませんでしたが(^-^;、庭など見て回り、そこに咲いていた梅の写真など撮ってきました。
X-E1 + XF18-55mm 逆光を逆手にとり、かなり露出上げて背景を飛ばしました。そのままだとイマイチだったので色補正かけたのですが・・
川沿いの散策路
飛鳥山公園を出て次に向かったのは、明治通りを渡った先にある名も無い公園・・みたいなところ。
小川が流れており、そこを歩く事が出来る様になっています。
谷の様になっているので、自動車の音などもせず、ちょっとした憩いの場になっていました。
王子神社
飛鳥山駅
ここでまた都電荒川線に乗りました。
X-E1 + XF18-55mm まっすぐに続く線路。
庚申塚駅
ここは面白いことに、駅ホーム(乗り場)に接する形で甘味処があります。
「いっぷく亭」という名前で、中は落ち着いた造りになっています。
さて、我々が頂いたのは以下の2品。
X-E1 + XF18-55mm 抹茶白玉あんみつ
X-E1 + XF18-55mm 抹茶白玉セット
甘すぎず、あっさりした味わいで美味しかったです。
特に「抹茶白玉あんみつ」の方は、ところてんとアイスがメインだったので、お腹にたまる事もなくあっさり頂けちゃいました。
巣鴨地蔵通り商店街
よく「老人の原宿」なんて呼ばれますが、行ったら納得。
本当にお年寄りの方が多く、しかもものすごく賑わっていました。
また、商店街で売られている商品も、おせんべいやお漬物、ゴマ加工品、など実用的なものが多く、正直これは自分も買いたいな、と思えるものでした(笑)。
途中、「とげぬき地蔵尊」で有名な「高岩寺」にも寄ってみましたが、ここは思ったよりもこじんまりとしていました。
ただ、人はものすごく多かったので、お参りだけ済ませてとっとと退散しました(^^;
最後は、JR巣鴨駅に着いて、そのまま岐路に着きました。
感想
路面電車は、昔福井に居たこともあり、よく見かけていたのであまり珍しいとは思っておりませんでしたが。
こうして東京で実際に見ると、何となく懐かしい感じがしましたね。
あと、「チンチン」という音。
「チンチン電車」と名前の由来になるくらい有名な音ですが、今でも健在です。
電車に乗ると出発のたびに聞く事が出来ます。
意外だったのは、乗客の数の多いこと。
観光化されて生き延びているのかな、と正直思っていたのですがとんでもない。
しっかりと生活の足として根付いていました。
電車の本数も6~7分に1本ありますし、確かにこれは便利です。
今回は早稲田の方まで行かず途中で降りてしまいましたが、また機会を作って全線制覇したいと思いました。
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