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X-Pro1の使い勝手について語ってみる

先日Xセミナーを受講したことを別の記事でお伝えしておりますが。
そのセミナーで、X-Pro1とXF18-55mを2週間お借りして今課題に取り組んでおります。
そこでまだ使い始めて1週間も経っておりませんが、普段使っているX-E1と比べいくつか勝手が違うところに気づいたので、それについて書いてみようかと思います。

重さ

私が普段使っているX-E1に比べ、X-Pro1は重いですね。ズシリときます。
X-E1が350gであるのに対し、X-Pro1は450gと、100gの違いがあります。
この100g。
数字だけ見ると大して違いが無いですし、実際に私も100gの違いなんて無視できるレベルでしょう?と思っておりましたが、実際手にするとその違いの大きいこと!

過去いろんな人の意見で数十グラムが重い重いって言っている人の発言を見て「なんだ大げさな」と思っていたのですが。。ごめんなさい、これは考えを改めるべきだな、と思いました。

OVF

X-E1にはなくて、X-Pro1にある。でもOVFだけだと正直これは使えない。以下にその点を挙げます。

パララックス(視差)がある

これはスナップや動きもの、動物など構図をさほど重視しなくてもよい(?)場合であれば大した問題ではないかもしれませんが、風景やマクロ撮影など構図をとても意識する場合には使えません。

フォーカスが合ったかどうかが分からない

これが一番気になった点です。レンジファインダーのような距離計もないから、フォーカス時の距離指標が出ても目測でしか測れません。

望遠だとフレームが小っちゃくなりすぎる

55mmにすると、ファインダーのうち横幅1/5程度の部分がフレームになるわけですが、これじゃさすがにね。。
ファインダーもズームに合わせ拡大縮小してくれればいいのですがね(Contax TVSiiはそれが出来ていましたね。レンズ交換のライカとかはどうなんだろ・・?)

メリット(ダメな点ばかりではありません)

フレームの外も見えるので、写すタイミングがつかみやすい。
たとえばスナップで歩いて来る人を撮りたい場合、この位置まで来たら撮ろう、ということがしやすくなります。

タイムラグも当然ありません。

という感じですね。
ダメな点を多く書いてしまったので、マイナスイメージが先行してしまいますが。。
でも重要なのは、X-Pro1はEVFにもできる、という点です。
これがあるからX-Pro1は素晴らしいという評判でもあるのですが。
構図をしっかりしたい、マクロで撮りたい、望遠で撮りたい、といった上で挙げた問題も、その場でEVFに切り替える事が出来ます。
OVFとEVF、どちらも良いとこ取りできるシステムだから不満点を挙げても意味ないですね(笑)。

あ、一つだけ注意を。
OVF/EVF切り替えレバーですが、マクロモードになっていると、EVFでしか使えなくなります。
最初この制限(仕様)を知らなく、「あれ?OVFに切り替わらない?なんで?」と1分悩んでおりました。
※というか、マクロモードって要らないし、十字キー上を押すだけで切り替わるから間違って選択してしまうのがXシリーズ共通の気に入らないところ・・

シャッタースピードダイヤル

X-E1と違う点が2つあります。
1つは、1秒と1/2秒が選べる点。
もう1つは、A(オート)とそれ以外で勝手に動かないよう、ロックボタンがある点。
1つ目の「1秒と1/2秒」は・・正直全く気になりません。左右ボタンでもシャッター速度を選べるので。

もう1つのロックボタンが、個人的には要らないな、と思った点です。
ちょっとずれるかもしれませんが。「露出ダイヤルがゆるい」→「X-E2,X-T1で固くしました」とかいうかんじで、勝手にずれるのは悪!みたいな意見をよくネットで見聞きします。
しかし私の意見は逆です。
ファインダー除きながら細かい調整をしたいのに、ロックボタン押しながら回さないといけないとか、親指1つで露出補正ダイヤル回せないとか、使いづらくってしょうがないです。
カバンなどに入れてダイヤルずれたら、写す時に普通気づくでしょう?という意見なのです。

ということで、シャッタースピードダイヤルのロックボタンは正直要らない・・。

フラッシュが内蔵されていない

普段フラッシュは使わないのですが、たまーに必要な場合があります。ポートレイトです。
今日たまたま人の顔を撮る機会があったのですが、いつもみたくX-E1の内蔵フラッシュを使うかんじで使おうとして、あ!と気づいたわけです。
別に無くても撮れたりしますが、普段フラッシュ使わないから外付けフラッシュなど持ち歩きません。
なので、フラッシュが内蔵されていると便利だな、というのが今回思ったところです。

こんなところでしょうか。
それ以外はX-E1とほぼ使い方が同じなので戸惑うところもなく、違和感なく普通に使えております。

こうしてみると、「OVF」がやはりX-Pro1の大きな特徴なんだな、とつくづく思いますし、それ以外の違いはなんか「ストイック」さを感じさせる内容に思えます。

Xセミナーで講師の方が「X-Pro1は使いづらいよ?」と言っていたのがすごくわかりました。
でも一方「こんな尖がったカメラ他にないよ?」とも言っていて、それもすごくわかった気がしました(笑)。

ほんと、このカメラは趣味に走りやすい人向けなんだろうな・・と思います。
いや、良い意味でですよ。


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