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【写真】石神井公園【厳島神社】

12月に入ってから天気も良くなり(11月は例年より暖かく不安定な気候で雨も多かった)、お出かけして写真を撮るにはもってこいでしたが。
なぜか出かけた先は石神井公園ばかり(苦笑)。

あれやこれやと忙しい日々が続いておりまして、どこかに出かける予定もなかったものですから。。
とりあえずX-T10も買った事だし、と練習兼ねて石神井公園に行っていた次第です。

そんな中撮ってきたものを、X-T10の使い勝手や撮影時に気を付けた事など交えご紹介したいと思います。

厳島神社

今回は厳島神社をメインとした被写体でまとめてみたいと思います。

厳島神社というと、広島の世界遺産が有名ですが、ここ石神井公園にも同じ名前の神社があります。
関係があるかどうかは分かりません。。

南西側から撮った一枚

厳島神社
X-T10 + XF35mmF1.4 ISO200 f/5.6 1/450秒

若干色温度を変えております(5900Kくらいにして暖色系にしております)。

ピント合わせ位置と被写界深度について

ピントは手前の木にしています。
メインの被写体だから、というのが基本にありますね。
下手に奥に合わせると、全体的にもやっとした描写になってしまいます。

絞りですが、最近は風景の場合はf/5.6で止めるようにしています。
XF35mmF1.4の場合、これが一番解像するし、またある程度距離があれば被写界深度もかなり稼げますので。
F/8以上とすると今度は小絞りボケが出ますしね。

この場合、パンフォーカス気味ですが、背景はよく見ると若干ぼやけております。
でもこのおかげで、手前の厳島神社周辺が浮き上がって立体感が出たのではないかと思います。

X-T10のマニュアルフォーカス機能

このピント合わせですが。
マニュアルフォーカスモードでワンプッシュフォーカスし、そこから微調整というようにしています。
オートフォーカスはメインにしていません。
X-T10(正確にはX-E2以降)になって位相差AFも出来る様になりましたので、ピント合わせは迷わなくなりました。
しかし、厳密にピントを合わせるのであれば、マニュアルフォーカスによるピント調整は必須です。

このピント調整ですが。
X-T10の場合、設定でピントリングを回す→拡大表示、と出来る様になるので、とても便利になりました。
もちろんシャッターボタン半押しで拡大表示が解除されます。

取扱説明書 > 表示設定 > フォーカスチェック にて設定が出来ます。

ただ、カメラを構えた時点で拡大表示されてしまう時があります。
ちょっとした動きですぐ拡大表示されてしまうので、しょうがないのですが、ここがたまにイラっとします(笑)。

北西側から撮った一枚

厳島神社
X-T10 + XF35mmF1.4 ISO800 f/5.6 1/950秒

なぜかISO800・・また間違えたかな(汗)。

ISOとダイナミックレンジ拡張、ノイズ

富士フイルム社製Xシリーズでは、ダイナミックレンジ拡張機能というものがありまして。
ISO800にするとベース感度(ISO200)より2段ダイナミックレンジ(明暗差の許容範囲)が増えるようになるのです。
そのためISO800を使うようにしていたのですが、ISO200に比べると全体的にノイズが出やすくなります。
・・という事に気付き、最近はISO200にして最も明るいところを基準に露出を調整、暗くなった暗部は現像で持ち上げる、という事をするように変えました。
なので、冒頭のISO800は・・あれ?ってかんじです(汗

で、さらに言うと。
建物の白い壁が白とびしちゃってるんですよね・・。これは上2枚ともなので、まだまだ修行が足りません。。

EVFの明るさ自動調整機能について

この写真、右側に太陽が来ていて、反逆光気味ですが、ファインダーをのぞいてもしっかり見る事が出来ました。
前のX-E1は周りが明るすぎると全然見えなくて、左手を上に日傘を作ってファインダーを覗いておりました。
X-T10ではその必要がなくなりましたので、かなりの進歩です!

日を改めて撮った一枚

厳島神社
X-T10 + XF18-55mm 24mm ISO200 f/5.6 1/280秒

こちらはレンズを変えてXF18-55mmで撮ったものです。
この日は空が青く、風もないため水面がきれいに青色になっておりました。
なので、神社が水面に映っているものをセットにして撮ったものですが・・構図に違和感ありですね(汗

三分割構図と二分割構図

上の写真はいわゆる水平三分割構図です。
しかし、この場合は水面を上下中央に配置した二分割構図にしたほうが安定感がでましてね。
下1/3をトリミングしてもいいくらいです。

でもなんでこんな撮り方をしちゃったか?
まあ、ただの言い訳ですが。
上にレンズを向けると、自分のすぐそばにあった木々(枝)が入ってしまうため、入らないようにした結果こうなった、という事なのです。
そうはいっても、これ中途半端ですよね。左上にチラっと枝が入っていますし(汗

もっと屈んで下から撮るとかすれば変わったのでしょうが。
撮っている間はなかなか気が付かないのでいけませんね、もっと精進しないと。

西側から撮った一枚

厳島神社
X-T10 + XF35mmF1.4 ISO200 f/5.6 1/210秒

ピント、露出、ISO感度については前述のとおりですが。
近くなった分松の木の細かい葉がそれなりに解像しているのがよりわかるかな、と思います。

X-T10とX-E1での写りの差

明確に撮り比べたわけではないのであくまで感覚的な話ですが。
X-T10はシャドウが強いですね。
もちろん現像しなおせばよいのでしょうが、それだとファインダーを覗いたときに黒ばかりで違和感があるので。
設定で、シャドウ -1 にしています。
また、この写真のように明暗差が大きいと簡単に白とびしますし、それを基準に露出を下げると、今度は下げ過ぎになってしまうので、
設定で、ハイライト -2 にしています。
なんか、この露出に関する調整はX-T10になって難しくなりました。

X-T10(T1以降?)で出来るようになった、「モニター撮影効果反映」機能

上で書いた事は、EVFならではの機能でして、フィルムシミュレーション、ホワイトバランスなどの撮影効果を反映した画像がEVFに反映される事を前提に書いております。

しかし、この機能をOffにして、OVF(直接レンズやプリズム越しにみたような状態)に近いように写す機能もあるようです。
取扱説明書 > 表示設定 > モニター撮影効果反映

好みの問題でしょうが、昔ながらの一眼レフなどお使いの方にはこちらがしっくりくるのでしょうね。
この場合は、上の設定はあまり意味が無いかもしれません。

ただ、この機能をOffにする点・・
私みたいにミラーレスカメラから入った人には全然理解できない機能です(^-^;

お終い

厳島神社はこんなところで。

石神井公園では他にもいくつか撮りためたものがありますので、追ってご紹介したいと思います。

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