東福寺を出てすぐ近くにある「芬陀院(ふんだいん)」という小さなお寺に立ち寄ることにしました。
ガイドブックをみると、お庭を面白く撮った写真がありまして。
とっても京都らしいのでぜひ行きたい、と思ったわけなのです。
芬陀院
東福寺からは歩いて数分で着く距離にあります。
こちらのお寺は、雪舟が作庭したという庭園があることで有名らしく(後で知りましたが・・)、雪舟寺とも呼ばれるそうです。
雪舟といえば、水墨画で有名ですね。
子供のころ、絵ばっかりかいて勉強しない(お経を読まない)から、と柱にくくりつけたら(オイオイ)、床に落ちた涙を足の親指につけ、床に鼠を描いたってお話が記憶にあります。
それほど芸術センスの高い人らしく、水墨画以外にも今回の庭園などいろいろ手がけていたそうです。
そんな場所なので、やはり建物自体のセンスはピカ一でして、撮るものに事欠きませんでした。
写真
ということで、撮った写真が以下。
延段
門から中の建物へと続く石敷きです。
建物への入り口は、一番奥ではなく、手前左側にあります。
ここで拝観料300円を払って中に入るのですが、たいてい受付の人がおりませんので呼び出してください。
それでも出てこなかった場合は、お金だけ置いて中に入りましょう。
ズルして勝手に入っちゃいけません(笑)。
和室
名前はわかりませんが、入口を入った先に、屏風画のある大きな部屋があります。
縁側がこの部屋を囲んでいる作りになっています。
障子戸
縁側に続く障子戸には、このような押し花(葉?)があしらっております。
洒落てますよね。
X-E1 + XF18-55mm
茶室
丸窓
裏庭
まとめ
この芬陀院、とても落ち着いた雰囲気でお庭を眺める事ができ、とても良かったです。
※肝心のお庭の写真がありませんが・・いや、撮るには撮ったのですが出来が悪いのでここでは載せておりません。
余談ですが。
ここではお茶を頂く事も出来るようですので、お茶に興味のある方には、なおよろしいかと思います。
雨風をしのぐために選んだ場所ですが、それが結果的にこのような素晴らしい場所へと導いてくれる結果となり、とてもラッキーだったと思います。
次の場所へ移動します
時刻はもう14:30。
この後は、徳川幕府が豊臣家を断絶させる事となった因縁の場所へ向かいます。