東京近郊で良い撮影スポットが無いか調べていたところ、興味を引くものがありましたのでご紹介したいと思います。
場所
文京シビックセンター25階にある無料の展望ラウンジです。
ここはほぼ無休、毎日9時00分~20時30分の間訪れる事ができます。
この無料展望ラウンジから新宿の方をみると、背後にある富士山がきれいにみえるのです。
ということで、早速撮った写真を何枚かご紹介したいと思います。
写真
夕焼け
X-E1 + XF55-200mm F8.0 100mm SS1/400 ISO800 Velvia Shadow -2 Highlight -2 6600K
そのまんまとると太陽だけ白とびして、手前の街並みが真っ暗になってしまいます。
手前の街並みを表現したかったので、シャドウを-2にしました。
ここでは富士山は背景として活躍してもらっています。
小焼け
X-E1 + XF55-200mm F4.8 200mm SS1/38 ISO3200 Velvia 6600K
太陽が沈んで空全体が赤く染まった時間帯です。街中は暗くなり、ビルの灯りもちらほら目にする事が出来る様になりました。
この写真は正直苦労しました。
200mmという望遠で、しかもシャッター速度が1/38というスローシャッターに近いものなのに、手持ちで撮影した、という事です。
実際、この写真は手ブレしております。。
最初あまりにもひどかったので、以前のイルミネーションセミナーで教わった「2秒セルフタイマー」も使いました。それでやっとこさこのレベルまで落とし込めました。
ここには他にももっとすごいレンズ(望遠レンズ)を使っている方が多かったですが、その人たちは大丈夫だったのでしょうか?
言い忘れておりましたが、この展望ラウンジは三脚、一脚の使用を禁じております。
こういった場所はよくありますので、規則的にOKかNGか判断が迷う所ではありますが、以下のポケット三脚も検討する価値があるかもしれません。
(参考)amazon – Manfrotto POCKET三脚
池袋方面のサンシャインビル
X-E1 + XF55-200mm F4.0 55mm SS1/30 ISO3200 Velvia
池袋方面に向かう道を行き交う自動車、それと空の青と赤のコントラストが気に入っております。
シャッター速度は1/30と、上の写真より更に悪いですが、画角が55mm(ライカ版換算85mm)であるため手ブレも目立ちません。
雑感
空気とピント
今回使用したX-E1 と XF55-200mmですが、コントラストAFであるにも係わらず、太陽を正面にして延宝のビルを写そうとしても、なかなかピントがあいません。
手であわせても、ビルのエッジがクッキリと写る事がありませんでした。
レンズの問題というより、おそらくですが空気がきれいでなかったことが原因ではないかと思います。
今回撮影に来る前、お昼時ですが一度立ち寄ったのですが、そこでは富士山がどこにあるのか分りませんでした。
晴れの日を選んで来たつもりではありますが、さすがに2月ともなると、黄砂の影響がでるのかもしれませんね。
1月のもっと空気の澄んだ時期がよいのかもしれません。
夜景として撮るのであれば平日
2枚目の写真がそうですが、窓明かりを意識してもっと街をきれいに出すのであれば、平日がよかったかもしれません。
今回撮ったのは土曜日なので、企業は基本お休み。
なので、窓明かりも少なかったと思います。
文京区というロケーション
ここは、すぐそばに東京ドームと小石川庭園があります。
特にこの時期は梅の咲き始め、ということもあり、小石川庭園では梅が見ごろだったりします。
これについては別の記事で書きますが、遊びに来ても写真撮影をしても良い場所だと思います。
(参考)amazon – FUJIFILM フジノンXFズームレンズ XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS