ライトフィールドカメラ「LYTRO ILLUM」が2014年12月に日本発売
先日 ニュースに載っているのをみつけて、お!となったものです。
後からピント合わせなど変えられるのが一番の特長で、こういうのを「ライトフィールドカメラ」と呼ぶそうです。
実はライトフィールドカメラ自体は私も何年も前から存在は知っており、知った当初はものすごく興奮した記憶がございます(笑)。
しかし、その時は「そういった技術があるんだね」程度で、実際に製品として存在しているかどうかまでは知りませんでした。
それが今回ニュースとなって、実際に製品としてリリースされるというのを聞いて、また興味が湧いてきました。
この製品の原理については、今回の製品(LYTRO ILLUM)ウェブサイトよりも、こちらのサイト(株式会社アルゴ)が分かりやすいと思います。
この株式会社アルゴでも既に製品として紹介されておりますので、今回の「LYTRO ILLUM」以外にもきっと製品版があるんだろうな・・と思って amazon で検索したところ、本当にありましたね!
amazon – Lytro ライトロ Light Field Camera ライトフィールドカメラ Red Hot 16GB ¥29,960
同じくLytro社の製品ですね。こちらは古いものでしょうね。
値段が今回発表されたものに比べかなり安い!
amazon – LYTRO ILLUM Camera
今回の製品ももちろんありました。予約受付中でしたが。
分りやすい説明が載っていた、Raytrix社の製品は残念ながらありませんでした。
こういった製品って、後でピント位置を調整できるのが一番の利点なので、失敗のきかない一発勝負のような現場など、ビジネスユースがまず考えられますね。
実際、今回の製品について「プロ向けに販売していく」とコメントされているようですし。
ただ、写真を趣味としている人たちにとって、つまり証拠資料としてではなく芸術的な視点で使いたがる人にとって、こういった製品はどこまで利用価値があるのか、というのは気になるところですね。
細かな描写の違いなど、レンズの特性によるところが大きいので、今回のようなカメラで今後レンズが交換出来るようになるとか、解像するとか、色が良い、など写りに関する表現力が今のカメラぐらいになるといいのでしょうね。
「後からピントを合わせられる」以外に、今のカメラ以上の描写をしてくれないと、本格的に取り組んでいる人たちからは見向きもされないと思います。写りは写真の基本要件ですからね。
「一眼レフカメラ」に対する「ミラーレスカメラ」も、写りに関する性能が上がって「一眼レフ」と肩を並べるまでになったから、世間にも認知されてきたわけですし。
「写り」に対する性能が同等であれば、「レンジファインダーカメラ」Vs「一眼レフ」の構図のように、使い勝手という点で「一眼レフ」がシェアを奪った、という事も起き得るわけでしょうから。
このあたり改善されると一気にすそ野が広がり、新しい分野のカメラとして定着するんじゃないでしょうか?
いずれにしても楽しみですね。
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