【イタリア旅行】７日目：ローマ郊外最後の観光 クラウディア水道橋
さて、いよいよイタリア旅行もクライマックス！
最後に訪れた場所は、「クラウディア水道橋」を見ることのできる「ローマ水道橋公園」です。
ローマ水道橋公園
まず、場所はこちら。
一言で言えば、ローマ水道がある公園です。
ローマ水道とは、古代ローマ時代に作られた、水源からローマの街に水を運ぶための水路です。
ローマの街以外にも、古代ローマ時代の都市に水を供給するために、あちこちで作られておりました。
ローマ水道は、とても精密に作られており、１Ｋｍあたり３０ｃｍしか傾斜させないよう出来ております。
水を安定して流すわけですから、変に上下していてはいけないわけですが、遠い水源だと１００Ｋｍ以上離れておりますから、その間ずれることなく一定の傾斜を保った土木技術は大したものです。
さて、今回訪れたローマ水道公園には、水道橋があります。
前述のとおり、上り下りできませんが、地面は山あり谷ありで一定ではありません。
地面より高いところであれば橋にしなければいけないわけですが・・だからと言って長い橋を作るとは・・。
クライディア水道橋
今回ここで見ることが出来たのは、クライディア水道橋。
３代目皇帝カリグラが紀元38年に建設を始め、約14年間の工事の後に４代目皇帝クラウディウスが紀元52年に完成させたものだそうで、クラウディウスの名前をとってこの名が付いたそうです。
以下、お写真交えてご紹介
まず着いて車から降りた時の一枚がこちら。
奥に「クライディア水道橋」が見えますね。
左側（ローマ側）はもう崩れ落ちてありませんが、右側（水源側）に向かって長い橋が続いております。
ちなみに右手前側にあるのは「アルキ DI クラウディオ・ゴルフ・クラブ」というゴルフ場・・うーん、って感じでした。
どんどん先に進んで橋の近くまで行きますと
今度は羊の大群（笑）。
ローマ水道公園なのに、放牧していいのか？と思いましたが、さすがローマです（笑）。
陰影が見事に現れた一枚
水道橋の下をくぐって、今度は反対側から撮った一枚ですが、丁度太陽の光で影と光が交互に出てきまして、素晴らしい一瞬に巡り合えました。
とりあえず公園の端の方まで歩きます
ここまでのルート。
何の建物かは分かりませんでしたが、雰囲気ありました。
湧き水ですかね？
古い水道橋でしょうか？
埋もれた感じがしますね。
この先はもう住宅地でして、地下鉄駅もこの先にあります。
なので、このように犬を連れて散歩をしている姿もチラホラ見受けることが出来ました。
本当にローマの人たちが羨ましい。。
続きます
ローマ水道橋は見ていて飽きません！
もう少し周りを歩いて、最後のイタリアを楽しんでいきます！
↑
他者様のブログ記事がございます。よろしければご覧ください。
