【西安北京旅行】華清池・・・楊貴妃ゆかりの温泉地
西安2日目。
今日から本格的な観光が始まります!
まずは、楊貴妃が湯あみをした場所として有名な「華清池」を訪れます。
華清池
一言で言うと温泉地です。
「池」とは本来温泉をさす言葉なのだそうで。
この温泉が出るところに、かの有名な楊貴妃を住まわせた、ということで有名になった場所なのだそうです。
※長恨歌に、楊貴妃が湯浴みをした、という記述が残っているそうです
とはいえ、正直なところ楊貴妃に対して全くの思い入れの無い我々は、フーンという感想しかなく。
まあとりあえず見てみようか、といった感じで向かったわけです。(^-^;
ルート
だいたいこんなかんじです。
西安市街から結構離れた位置にありまして、自動車で約1時間の距離です。
移動中に知った小ネタ
高速道路を移動中、車中から撮った一枚。
新しいビルがどんどん建設されておりました。
この建物、政府主導でどんどん建設しているそうです。これで経済成長を促しているわけですが。
皆さんご存知の通り、供給過多で空き家ならぬ空きビルが続出しているそうで、まさにバブルの様相を呈しているわけです。
怖いですねー。。
という話もありましたが。
もう少し生活感のあるネタを。
中国でのマンション購入事情
中国でこういったマンションを買う場合、内装や窓、ドアといったものが無い状態、つまり柱や梁など丸出しの状態で購入するのが一般的なのだそうです。
建物を買った後、今度は内装業者を自分で手配し、好みの状態にしていくのだそうです。
日本では、マンションを買う=内装など出来ていてすぐにでも住める状態で引き渡されるのが一般的でしたので、このお話は正直新鮮でした。
町全体でセントラルヒーティング
もう1つ小ネタを。
中国では至る所で火力発電所を見かけることが出来ます。
中国では石炭が山のように採れるわけですからね(それが原因でPM2.5など起きるわけですが)。
この火力発電所。電気を供給するのが本来の役割ですが。
中国ではこの電気以外に、冬になると温水も供給しているのだそうです。
タービンを回すための蒸気ですかね?これを近くのマンションまで通し、さらに各住居まで通しているのだそうです。
一言で言うと、セントラルヒーティングの町バージョン!
凄いですね・・。
昔シルクロードで見たような景色
華清宮近くまで来て、自動車は高速道路を降り、街中を移動していきます。
途中の小道。こちらでは街路樹が道路の方までせり出してトンネルの様になっている場所をよくみかけました。
日陰になるようにしているのでしょう。
トラックやバンなど古い感じの自動車もいいかんじ。
昔テレビで見たシルクロードのような光景がなんとなく印象的でした。
DVDリマスター版なんてあるのですね。
華清宮
そんなかんじで移動を楽しみながら1時間ほど経ち。
ようやく目的地の華清宮(華清池のあるところ)に到着です。
目的地を上から見るとこんな感じ。
これも余談ですが。
この近辺は温泉が出るので、華清宮以外にもたくさんの宿泊施設があります。
日本で言うと草津温泉や有馬温泉みたいなものでしょうか。
いや、それ以上ですね。大学などもあり、立派な街になっていました。
日本と違い街も建物も大きいので、日本のこじんまりとした温泉街とは全然イメージが異なります。
華清宮周辺
ここから少し歩けば、こんなかんじで入り口前の開けた場所に出てきます。
楊貴妃と玄宗皇帝の像でしょうか。。
もうちっと引いて撮ったのがこの一枚。
みんなこの像をバックに記念写真を撮っておりました。
中に入ります
先ほどの門の横に入口があります。そこから入って、最初に見る事の出来る景色がこちら。
池の奥には「長生殿」と呼ばれる建物がございます。
これが何かは・・正直よくわかっていません(^-^;
とりあえず先に進みます。
上の池のある景色から左手に進んでいきます。
九曲回廊と呼ばれているそうです。
こんなかんじのいい雰囲気のところを通っていくのですが。
突然ヨメが「もう十分見たよね、次の兵馬俑に行こう!」と。。
両親も「そうね」なんて言うもんですから、マスオさん風に「えぇーっ!」と内心叫びつつも、はぁ・・と言うしかなく。
今来た道を引き返し、ガイドさんは出口近くで待機していた自動車を大急ぎで呼び戻し(入口と出口は違うみたいでした)、そして早々に華清池を去るのでした。。
まあいいですけどね(;^ω^)
オマケの写真
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