最近写真を撮りに行っていない、ということもあり、過去の写真を見返していたのですが。
濃淡のある写真をモノクロにしたら意外と良かった、ということに気が付き、面白がってちょこっと加工したものが以下の写真です。
これらはいずれも雲とそこからもれる光を主体に撮ったものです。
カラーで見てもそれなりの絵になるとは思っておりますが。
モノクロにすることで光の濃淡がより鮮明に出て主体である光をうまく表現できた、と言う点がポイントかと思います。
次は、石塔をメインに松の木をサブにして撮ったもの。
1/38 ƒ/3.6 ISO400 35.8mm
個人的には「緑色と茶色」が良く思えており、最初カラーのまま載せました。
しかし、カラーの方は予想に反し評価が少ない(いや、腕はまだまだ未熟ですが、その中でもよい方だろう、と思ったのです)。
これは想像ですが、「色」というものがPCの場合特に曲者なのでは?と。
私のPCと他人のPCでは、色合いが全然違うという事です。それが色そのものでの評価につながらないのでは?という点です。
もう1点、「色」というのはどうしても主観的なものだということ。
仮に1台のPCモニターに映っている青色を複数の人が見た場合、ある人は綺麗だ、と言っても別の人はどぎつい、という可能性がある、という事です。
でも、良い写真の中には、色が良いから、と評価が付くものもあるわけですから、「配色」つまり複数の色のバランスが大事なのでは?という仮説も立てられるわけですね。
想像の域を出ない内容なのでこの辺にしておきますが。
カラー写真をモノクロにすることで、石塔を白く際立たせ、またサブテーマである「松の木」を黒く際立たせて、お互いを邪魔せず良い意味で目立たせることが出来たのではないかと思いました。