【XF35mmF2】正式発表！XF35mmF1.4との違いは？
以前からウワサされておりましたとおり、１０月２１日１４：００きっかりに発表されましたね！
さて、同じ焦点距離であるF1.4の方と、今回新たに発表されたF2とは何が違うのか？
カタログスペック上での内容はありますが、調べてみようと思います。
まずはニュースリリースの情報から
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1016.html
正式名称は「フジノンレンズ XF35mmF2 R WR」。
発売日は、平成27年11月19日。
色は２色（ブラック/シルバー）
開放F値は 2.0。
小型軽量：170g
高速AF
・インアーフォーカス方式（比較的大きいレンズで構成される前部は動かさずに、中間部あるいは後部の比較的小さなレンズを動かす方式）
・ステッピングモーター方式
・最速0.08秒（ハイパフォーマンスモード時）
防塵防滴：-10℃の耐低温構造
外装：金属製パーツ
レンズフード：純正品として２種類用意
XF35mmF2を、XF35mmF1.4と比較
| XF35mmF2 R WR | XF35mmF1.4 R | |
|---|---|---|
| 防塵防滴 | Yes | No |
| レンズ構成 | 6群9枚（非球面レンズ2枚） | 6群8枚（非球面レンズ1枚） |
| 開放絞り | F2.0 | F1.4 |
| 最小絞り | F16 | F16 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚（円形絞り） | 7枚（円形絞り） |
| 絞りステップ段差 | 1/3ステップ（全19段） | 1/3ステップ（全22段） |
| 撮影距離範囲 | 35cm～ | 28cm～ |
| 最大撮影倍率 | 0.135倍 | 0.17倍 |
| 外形寸法 最大径×長さ（約） | ø60.0mm × 45.9mm | ø65.0mm × 50.4mm |
| 質量（約） | 170g | 187g |
| フィルターサイズ | ø43mm | ø52mm |
| 色 | ブラック / シルバー | ブラック |
| 純正レンズフード | ２種類 （同梱品は１つ） | １種類 |
| フジフイルムモール価格 （税込） | 48,060円 | 56,366円 |
| Amazon価格（税込） ※2015.10.21時点 |
43,254円 (ブラック) 43,254円 (シルバー)  |
45,423円 |
Amazonでは予約受付をしていました（上の表からリンクできます）。
XF35mmF2のMTF曲線
縦軸：コントラスト S : Sagittal（同心円方向） M : Meridional（放射方向）
空間周波数 15本/mm
中央～10mm近辺スゲー！
空間周波数 45本/mm
周辺・・これは？？？
XF35mmF1.4のMTF曲線
空間周波数 15本/mm
空間周波数 45本/mm
考察
・F値が１段小さくなった分、全体的にスリム、コンパクト、そして軽くなった。また、色もブラック/シルバーから選べるようになりました。
レンズフードも選べるようになったのは、見た目、そしてX-Pro1 や 来年早々に出ると言われているX-Pro2を見据えた結果なのでしょうね。
・防塵防滴となり、X-T1の防塵防滴仕様にマッチした標準レンズがやっとでた感があります。
・AFが速くなったので、X-T1,X-T10,そして予定されているX-E2ファームアップに対応したレンズになった感がありますね。
・絞り羽根枚数が増えた事で、絞った時のボケが良くなりそうです（もしくはそうしないとボケが汚くなったためとも勘ぐれますが）。
・寄れなくなった（＝最大撮影倍率が小さくなった）のはちょっと残念。
MTF曲線
中心から10mm程度まではスゲー！って思いましたが、そこからさらに周辺に行ったときの下がり方・・・
なにこれ！？って思いました。
サンプル写真だと周辺をぼかしたものしかないので現状それ以上は何も言えませんが。。
なんだか、XF27mmF2.8 ・・・いや、それよりも XF18mmF2 のような評価になりそうな予感がします。。
※私は27mm大好きなんですけどね。
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