さて、黒部ダムを目の当たりにしてびっくりしていたのが前回まででして(^-^;
今回は、いよいよ黒部ダム周辺を散策していきたいと思います!。
ダムの放水
夏のこの時期だけなのだそうですが、黒部ダムでは観光客のために放水を行っております。
ダムの放水は高いところと低いところからの2か所から行われるそうで、日によって異なるそうです。
今回はラッキーなことに、高いところからの放水を見る事ができました。
なお、この放水ですが。
霧状に水を出しております。そうせずに水の塊のままドバドバ落としてしまうと、谷底が削れてしまうそうです。
それだけ高いところから放水しているってことなのでしょうね。
ちなみに高低差は186m。ビルで言うと40階近い高さになります。凄いです!
お写真
ここからはダムの写真を何枚か一気にお見せします!
最初に見たダム
X-E1 + XF18-55mm
展望台に登って最初に見えた景色です。
少し下ったところから
少し虹が出てきました!
更に下ります
虹が綺麗に出ました!
それと、下の方にはまだ展望台があるのですが、そこにいる人と比べてもダムの大きさがどれだけあるか、想像できますでしょうか?
虹メインで
一番下にある展示資料館
一番下の展望台に行くと、このような資料館があります。
この中では、工事に関わる様々な資料と30分の映像を見る事が出来ます。
中は涼しいですし、いかに難工事だったかなど色々とためになりますので、お時間があれば見てみてはいかがでしょうか?
ちなみに黒部ダムを作ったきっかけですが。
関西電力が運営していることから容易に想像はつくと思いますが(笑)。
はい、電気を得るためです。
では、なぜ電力を得る必要があったのか。
このダムを作り始めた昭和30年代という時代背景を知る必要があるのですが。
戦後復興ということで産業も盛んになってきたのですが、電力不足が常態化するという事が起き。
火力発電はありましたが、それでは変動する電力需要にすばやい対応ができない。
それを補うためにこれだけの規模の水力発電を開発した、という事なのだそうです。
ちなみに総発電量は33万kWh。
原子力発電1基にも満たない・・。
うーん、ってかんじですねぇ。
コンクリートバケット
工事をした時に使われたものの1つです。
ダムの壁面はコンクリートでして、その材料となる岩石を、このコンクリートバケットに詰め込んで上から吊り下げて運んでいくのに使われました。
下がりすぎたので登ります・・
下がったら当然ですが登らないといけないのですが・・。
これはまたきつかった~(汗
黒部ダム観光は階段との戦いの場でもあります(笑)。
黒部ダム観光はもう少し続きます。