以前からうわさされておりました、FUJIFILM 様の新製品「X-T10」がついに公になりました!
プレスリリース情報
出典はこちら(FUJIFULM様ウェブサイト)。
5/20追記 先行体験!実機を触ってきました!
六本木の「フジフイルム スクエア」に行って、先行体験ということで実機を触ってきました。気になる点など確認してきましたので、よろしければお読みください。
発表された概要
発売予定日:2015年6月25日(木)
カラーバリエーション:ブラック/シルバーの2色
レンズキット:XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
価格:オープン
細かい内容はリンク先をご覧いただくとして。
こちらでは、X-T1 との違いなど気になった点を中心にまとめてみたいと思います。
X-T1 と X-T10 を比較
相違点(カタログ情報からの比較)
X-T10 | X-T1 | |
---|---|---|
重量(バッテリー無) | 331g | 390g |
寸法 | W118.4 x H82.8 x D40.8 | W129.0 x H89.8 x D46.7 |
SDカード | UHS-I対応 | UHS-II対応 |
有機ELファインダー | 0.39型 | 0.5型 |
アイポイント | 17.5mm | 23mm |
ファインダー倍率 | 0.62倍 | 0.77倍 |
液晶モニター | 92万ドット | 104万ドット |
動作環境 | 0℃~+40℃ | -10℃~+40℃ |
オートモード切替レバー | 搭載 | 非搭載 |
フラッシュ | ペンタ部に搭載 | 外付けフラッシュ |
ガイドナンバー ISO200 |
約7 | 約11 |
フジフイルムモール価格 | 96,660円(税込) | 154,080円(税込) |
JPEG連続撮影枚数 ※毎秒8枚時 |
8コマ →14コマ (実機検証結果です) |
47コマ |
※JPEG連続撮影枚数についてはカタログ値の間違いと思われる内容でしたので、実機検証を行いました。
amazonでも売り始めましたね
FUJIFILM デジタルカメラミラーレス一眼 X-T10ボディ シルバー ¥86,994(5/19時点)
Fuji RUmorsサイト情報からの抜粋
X-T10 | X-T1 | |
---|---|---|
EVF明度調整 | 自動 | 手動 |
Fnボタン数 | 7 | 6 |
防塵防滴 | – | 対応 |
同じもの(カタログスペック上)
- APS-Cサイズ X-Trans CMOS II センサー 有効画素数(1630万画素)、センサークリーニング
- ISO感度、速攻方式、露出制御、露出補正
- シャッター速度、シャッター形式(縦走りフォーカルプレーンシャッター)
- 新しいオートフォーカス機能(X-T1 のV4.00ファームウェアと同じ)
- ビューファインダーの応答性
- フィルムシミュレーション、アドバンストフィルター
- ダイナミックレンジ
- 動画
- バッテリー、撮影可能枚数
- 起動時間
- ワイヤレス通信機能
FUJI RUMORSサイトからの情報(操作性など使用感による違いなど)
- 背面ボタンがX-T1より押しやすくなっている
- ドライブボタンは操作しやすい
- ねじ込み式のレリーズが使える
- Fn(ファンクション)ボタンが7つある(X-T1は6つ)ビデオ録画ボタンもFn割り当て可能。
- 前後ダイヤルは押し込み可能で(X-E2同様)、フロントダイヤルはFn登録も可能
- X-100T,X30のように、EVFの明るさを自動調整できる
- X-100T,X30のように、JPEGファイルサイズがより大きくなり、その分圧縮率が下がっている
- AF仕様やその他改善された内容が X-T1 V4.00ファームウェアでアナウンスされたものと同じ
- 防塵防滴ではなくなった
- バッファーサイズが小さくなり、連写では8fps時に 7枚しか記録できなくなる。8連写は1秒間しか使えない、ということで、それ以後はSDカードの書き込み速度に依存する・・が、UHS-II非対応なので期待はできません。
※JPEGのみなのか、JPEG+RAWのみか、情報がありません
※実機検証を行いました。 - USBテザリング機能が無い
- バッテリーグリップが無い
- X-E2の扱いはまだ決めかねている模様(値下げするか、ファームアップで改善するか、など)
雑感
正式公開される前は、デザイン面などで結構あれこれ言われておりましたが。
公式サイトでは、やはり前評判の良かったシルバーボディを押しているようですね。
フィルムシミュレーションなど機能面に関するところでのスペックダウンは無いようなので、これについては一安心。
性能面も、EVF用有機ELが小さくなった、という点以外はX-E2と同等以上なのでこれも良いかと。
※5/20追記
バッファーサイズの小ささがとても気になります。連続撮影枚数が、X-T1の47枚(JPEG)に対し、X-T10はたったの8枚です。
RAWはおそらく含まれていないと思いますので、RAW同時保存の場合は、連写は全く使えないのでは?と勘繰れます。
※JPEG連続撮影枚数についてはカタログ値の間違いと思われる内容でしたので、実機検証を行いました。
ただし、値段については色々と思うところがあります。
X-E2本体が 112,938円(税込)で、それよりほぼスペックは良いのに値段が15,000円ほど安くなっています。
発売されて数か月してやっと値段が安定するので、X-E2やX-T1と値段を比較するのは時期尚早かもしれません。
でも、標準価格でX-E2を下回っている、ということは、やはり X-E2 は淘汰される運命なのでしょうか・・。
まあ、X-Pro1 の件もありますから、一概にそうとは言えないと期待はしておりますが。。
発売後、全然売れないと値下がりも激しくなるでしょうが、それを期待してはX-E1などXマウント持ちの私からすると嬉しくないので、売れる事を期待しましょう(笑)。
キャンペーンなど
例によって発売前の予約特典などあるようです。
FUJIFILM X-T10デビューキャンペーン実施中!
今予約するとJTB旅行券1万円か、専用ハンドグリップがもらえるそうです!
元ネタはX-T10デビューキャンペーンサイト。
発売前の先行体感イベントというのもあるそうですね
うまく盛り上がってくれるといいですね。