前回「ネコ写真の撮り方」ということで思いつくまま書いてみたのですが。
そういえばこういった事も気にした方がよいのでは、みたいなことを色々と思いつきましたので、せっかくなので書いていきたいと思います。
カメラに慣れさせる
幸いなことに、私の家のネコたちは、どちらもカメラ嫌いにはなりませんでした。
最初は私もあまり意識していなかったのですが、カメラに対し警戒心をもつネコもいっぱいいるわけです。
それに、カメラって、なんだかんだネコをビビらせる要素ってあるわけですよね。
という事で、写真を撮るにあたっての心構えをエラそうに書いてみます。
音は極力立てない
よくオートフォーカスがあった時に「ピピッ」と音させる人いますよね?
あれはダメでしょう。
大抵のカメラには、マナーモードがありますから、操作音など消せるものは極力なくしましょう。
X-E1 + XF55-200mm
音を消しているから、こうやって寝ている写真もちゃんと撮れます。なお、望遠ですが1mほどしか離れていませんので、気は遣います。
フラッシュは使用禁止
ネコの背中を撮るのなら良いですが、基本的にネコの顔を写すのであれば、フラッシュは止めましょう。
人間も同じですが、まぶしいのは嫌いです。
これでネコがカメラ嫌いになっては元も子もありません。
また、フラッシュで撮った写真はどうしても不自然になりがちです。
だからフラッシュは使わない、を原則にした方が良いと思います。
X-E1 + XF27mm ss 1/14 暗い中での撮影。きちっとカメラを構えるか固定すれば、こんな遅いシャッター速度でもちゃんと撮れます
レンズのオートフォーカス機構に注意
オートフォーカスの際に出る駆動音や、前玉が前後するような動きは、ネコをびっくりさせる要因となります。
まあ、これについては高い機材であるレンズの特性なので、どうしても、というわけではありません。
ただ、以前XF27mmというパンケーキレンズをレンタルして使ったときに、普段カメラに慣れているネコがビビって逃げてしまったので。
XF27mmは、フォーカスの際に発生するレンズ駆動音と動きが結構激しいのです(過去の記事参照)
(参考)amazon – FUJIFILM XFレンズ FUJINON XF27mm F2.8 でもいい写りする良いレンズですよ~(上の写真がXF27mmで撮ったものです)
普段からカメラを手にする
これが一番重要かもしれません。
写真を撮るときは、どうしてもネコの目線上にカメラを構える事になります。
普段見慣れないカメラが目の前に来るわけですから、そりゃ小心者のネコだったら大抵ビビリます。
だから、普段からカメラをネコが見える場所に置いておく必要があります。
もちろん、そのカメラはちゃんと持っていて下さい。カメラは写す人の一部だと思わせるくらいであれば完璧でしょう。
撮る側の心構え
いくらネコがカメラに慣れてくれたとしても、撮る側に問題があってはいけません。
カメラは常に手元に
当たり前ですが、ネコって撮りたい時に撮りたいようなポーズをしてくれません。
自然体のネコを撮りたいのであれば、いつでも撮れるようしないといけません。
でも、だからといって四六時中緊張しながらネコを観察する必要もありませんよ(笑)。
何か撮りたいシーンがあった場合、たいてい数十秒~数分の間はシャッターチャンスがあります。
なので、リラックスしながら、でも撮りたいシーンが見つかったら10秒ほどでカメラを構える事が出来る様になるといいですね。
X-E1 + CARL ZEISS JENA FLEKTOGON DDR 35mm/2.4 たまたまボール遊びを始めたのでそれを逃さず撮りました
ネコに強要させない
これも当たり前ですよね。
例えばですが、窓際で撮らせたい、なんて思って無理やり窓際に移動させされても、すぐに逃げちゃいます。
良くできた仔でじっとしてくれたとしても、決してその表情は良くないと思います。
・・まあ、あえてそういった写真を撮る人もおりますが、ネコの事を考えると私はあまり好まないです。
普段からネコは身ぎれいに
ネコって自分で手入れしてくれるのであまり神経質になることはないですが。
でも、いくつか気にしたい点はあります。
目ヤニ
ネコはどうしても鼻がつまりがちです。だから目ヤニもいっぱいつきます。
せっかくきれいな写真をとっても、やはり目ヤニがあると残念感が漂います(^-^;
なので、コミュニケーションも兼ねて、ネコが嫌がらない程度に目ヤニとりはしてあげましょうね。
X-E1 + XF55-200mm ちょっとですが目ヤニが気になってしまいます。せっかくの良いシーンがちょっと残念
ブラッシング
これは好き嫌いの差が激しいですが。
ブラッシングをした方が絶対に写真映えは良いです。
というか、ボッサボサの毛の状態で写真を撮っても、後で見返した時に残念に思ってしまいます。特に長毛種の場合。
毛割れも同じですね。こちらは短毛種の場合によくあります。
これについては私も最近気にするようにしています。
とはいっても、ネコの体調などもあり常に毛並が良いわけでは無いので、難しいところなのですが。。
まとめ
と、まあ色々と偉そうな事書きましたが(汗
ネコの事を大事に思って撮れば、上で書いた事って当たり前のことだと思っております。
写真撮影全般に言える事だと思いますが。
被写体の事は常に大事に、そして奇麗に撮る事をしっかり考える、という事でしょうかね。