【夜桜】浅草寺で桜撮影【色調整】
前回に続き桜を。
もう東京では桜の季節は終わってしまいますからね・・早めに載せておかないと(笑)。
八重桜とかはまだままこれからですが。
浅草寺の夜桜
今回は仕事帰りに立ち寄った浅草寺です。
土日は雨や曇りばかりでイマイチ出かける気になれないので、平日の晴れた日に・・と、出かけました。
まあ、夜桜なので曇っていようが晴れていようが関係ないですけどね(笑)。
宝蔵門と夜桜
X-T10 + XF35mm ISO1600 ƒ/2.0 1/125秒
花まつりの看板が見えますね。はい、4月8日の少し前、4月6日に出かけた時のものです。
どうでもよいですが、花まつりはお釈迦さまの誕生日。世間一般的に、もっとお祝いムードになっても良い気がしますが。。
この写真、撮って出しだと真っ赤になってしまい、現像にはかなり苦労しました。
ホワイトバランスを青の方に傾けても今度は青になるだけで丁度良い色にならず。
これは、色温度の違う光源が複数あるのが原因。
桜を照らす光、宝蔵門を照らす光、そして手前の路地を照らす光とで、それぞれ異なる色のライトを使っている事が原因と思われます。
ということで、下手ながらLightRoomを使って円形フィルター、段階フィルターを使って部分的にホワイトバランスと色かぶり補正、部分的に色を抜いたりしたのがこの写真です。
かなりあっさりした色になりました(そうしました)が、客観的には・・うーん、どうなんでしょう(^-^;
仲見世通りと夜桜
X-T10 + XF35mm ISO1600 ƒ/2.0 1/125秒
前の写真と似たような場所で撮りました。
夜桜は同じですが、反対方向を向いて(宝蔵門を背にして)仲見世通りと、そこを歩く人たちを入れてみました。
こちらもホワイトバランス調整に苦労しました(同じく部分修正を施しました)。
五重塔
X-T10 + XF35mm ISO800 ƒ/1.4 1/160秒
手前に桜の枝(造花ですが)を入れてボカしてみました。
・・が、うーん、個人的にはイマイチ(なら載せるなと言われそうですが)
スカイツリーを入れてみました
X-T10 + XF35mm ISO1600 ƒ/1.4 1/70秒
右は宝蔵門です。
綺麗な小ぶりの桜の木がありましたので、そちらをメインで撮ろうとしたものです。
右下には着物を着た人がたまたまおりまして、背景はスカイツリーと、盛りだくさんになりました(笑)。
ただ、手前の桜の背後に色々入り込んだせいか、ごっちゃり感は否めませんね。
五重塔と桜
X-T10 + XF35mm ISO1600 ƒ/2.8 1/30秒
仲見世通りから撮りました。
道行く人たちが皆「きれい」「すごい」と大絶賛していた場所でして、私も撮っていてかなりワクワクしておりました(笑)。
手前の桜はもう少しはっきりさせたかったのですが、絞るとどうしてもシャッター速度は遅くなります。
今回は手持ちでしたのでこの辺が限界でした。
まあ、今思えばいくら絞っても手前の桜と奥の五重塔はどうしてもピントを合わせる事は出来ませんので、割り切って奥の五重塔だけにピントを合わせれば良かったのでしょう。
それと、こちらについてはピント位置について更なる改善点がありまして。
五重塔の宝珠(塔の一番上にある飾り)にピントを合わせてしまったのですが、これだと五重塔全体にまんべんなくピントが合ってしまいます。
立体感を出すに、五重塔の一番手前(屋根の四隅手前側)にピントを合わせれば、良かったのでは、という指摘を受けました。
残念ながらもう桜は散ってしまったので、同じものを撮るには来年まで待たないといけませんが(苦笑)。
ピント位置で立体感を出す、という点は自分の中でものすごく参考になりましたので、次に何か撮る時のピント合わせの参考にしたいと考えております。
※実は前の記事で載せました枝垂桜。この点に関してはうまくいったと思うものなのですが、今回はこんなかんじなので、まだ身にはついていないようです。。
まとめ
今回はピント位置と現像(色だしとホワイトバランス修正、特に部分修正)について、色々とチャレンジした撮影になりました。
といっても、ピント位置はまだまだですが(こちらは反省点)。
ホワイトバランス、色調整
現像時の色出しについては、部分修正はもちろんですが、今回どちらかというと色を抜く方に意識してみました。
と言いますのも、夜桜を撮影すると、色が濃くなる(変に赤っぽくなる)傾向にあると思いまして。
でもそれって実際の見た目とは違う訳でして。
私も以前はそういう色出しは好きな方でしたが、最近は見た目に近づけてみようと心がける様にしております。
もちろん被写体によりますので、色を出した方が良い場合もあると思います。
ただ、夜桜に関しては、最近の自分の中では見た目に近い色の方がいいかな・・と思うようになりましたので。
で、今回の様に色々と現像時に調整をかけるようにしたわけです。
もう1点。
今回の桜は全て、建物に対しどれも暗かったので(肉眼ではしっかり見えるのですが、建物に露出を合わせると暗くなってしまいました)、部分補正で桜そのものの露出を上げております。
結果は・・まあ見て頂いた方の判断にお任せしますが(苦笑)。
夜景をカラー撮影する場合、特に今回の様に桜と建物といったように対比構図で撮る場合。
被写体事に光源が異なるため、見た目にこだわるのであれば露出調整と色調整は必須なんだな、というのが今回の収穫だったと思います。
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