長秒露出、というものに最近興味を持ち始めて色々と試行錯誤しているのですが。
手持ちだとどうしてもダメなので三脚の購入を考えていました。
三脚をほしいと思うようになった経緯
三脚はカメラ(X-E1)購入時に一緒に買ったのですが、その当時は三脚なんて小さくて持ち運びがしやすければそれでいい、という考えだったので、ろくに考えもせず次のものを買っておりました。
最初に買った HAKUBA モノスタンド
amazon – HAKUBA モノスタンド 10 D ゴールド
もっとも、これはこれで便利でして、悪い買い物ではないな、と思っております。
一脚として使った事はないですが、テーブル三脚代わりにはなるので。なにより安いですし。
でも、微調整が効かない、望遠レンズを乗せると安定しない、高さが無い、という欠点はあります。
そんなかんじで何度も不自由しているうちに、本格的な三脚に目が行くようになったのです。
本格的な三脚を選ぶにあたって
本格的な三脚に目がいくようにはなりましたが・・
本格的な三脚って
- 重い
- でかい
- 値段が高い
と、普段歩きがメインの私にとっては、全然良いことがないんですよね。
重いのは、カーボンにするなどで解決できるのですが、いかんせん高い!10万円とか平気でしますし。
でかいのは、段数の多いものにして縮長をかせぐ、という手がありますが、これだとたわむため扱いが難しい(モノスタンドで一脚を使わなかったのはそういう理由です)。
候補になった三脚
そうして候補に挙がったのが以下のものでした。
Velbon 三脚 ULTREK 6段 中型 自由雲台 アルミ製 UT-43Q
段数:6段,耐荷重:2Kg,重量:1.1Kg,素材:アルミ,雲台タイプ:自由雲台
縮長:272mm,パイプ径:24mm,全高:33.6cm~155.0cm
Manfrotto コンパクト三脚 Befree アルミニウム4段三脚ボール雲台キット
段数:4段,耐荷重:4Kg,重量:2Kg,素材:アルミ,雲台タイプ:自由雲台
縮長:40cm,パイプ系:22.5㎜,全高:40cm~144cm
まだ不十分
UT-43Qは縮長が驚きの27cm!なので持ち運びには良いのですが、6段もあるのでたわみが心配。
しかも実際に実物をみると、畳んだ時の横幅がハンパなく太い!
Befreeは4段で安定性はある方でしょうが、重量2kgと結構重い。
・・うーん
と思っていたら、中国産で結構良いものがある!
と見つけたのが以下。
SIRUI カーボン小型三脚 T-1205X+G10X 雲台セット
段数:5段,耐荷重:10Kg,重量:1.2Kg,素材:カーボン,雲台タイプ:自由雲台
縮長:37cm,パイプ系:25㎜,全高:22cm~139cm
段数は5段とちょっと多いけどカーボンだし、しかも1.2Kgしかないし!
最低高が22cmしかないからお花とかマクロでも使いやすいかも?
※実はこれはエレベータを短いものに交換して使う、という事でした。ちょっと面倒ですが、でも出来ないよりは全然OK!
持ち運びで37cm、というのは正直UT-43Qと比べると悩むところですが、でも1.1kgと1.2kgの差で安定度が増すのであれば良いし、畳んだ時それほど太くならない気がして。。
購入!
ということで、この製品を購入するに至りました。
一番の理由は、カーボンなのに安い!というところですね。
日本製の同一スペック品と比べて半値くらいですから。
値段とスペック、この2点で考えたら圧倒的にコストパフォーマンスがよいわけですよ。これは買うしかないでしょう v(^-^。
中国製、というところでよくネットではダメ、と言われておりますが、実際に使った人のレビューなど見ますと全く問題ない、むしろ精度は非常に良い、と。
実際に届いたものを見ても、しっかりした作りで問題なし!
ということでしばらく使いまわしてみようかな、と思っております。
後日談
この三脚かなり良いです!
実際に三脚を使った写真など、こちらに記事を載せておりますので、併せてご覧ください。
さらに後日談
軽くて便利なトラベル三脚ですが、やはり普段持ち運ぶ、というところまでは行きませんでした。
上のように「花火を撮るんだ!」みたいに三脚必須という場合にはもちろん重宝しますけどね。
ということで、普段持ち運びができる三脚、というものについても興味を持つようになってきました。
それについての記事がこちらになります。
雲台を別の三脚に付け替え
ミニ三脚に、SIRUIの自由雲台(かなり優秀な雲台)を乗せ換えてみました。
こちらがその記事です。