X-E3と同時期に発表されました、フジノンレンズ(Xマウント)発の等倍マクロが遂に発表されました!
2017/12/11追記 買っちゃいました(笑)
買っちゃったので、なんちゃってレビュー・・というか、試し撮りしてみました。よろしければこちらの記事もご覧ください。
フジノンレンズで初の「等倍」マクロです!
2017年11月30日発売予定で、お値段は ¥145,260!
うーん、高い(汗)。。
今まで発売されていたマクロレンズ
今まで発売されていた、Xマウント用のマクロレンズといえば次の2つ。
FUJIFILM 単焦点中望遠マクロレンズ XF60mmF2.4 R Macro
全面とってもきれいに解像する、かなりの優れものレンズなのですが、ハーフマクロというのが玉にきず。
カールツァイス Touit 2.8/50M
こちらはかの有名なレンズメーカー「Carl Zeiss」が出しているレンズ。等倍です!
マクロエクステンションチューブ
私はよくお花とか撮影するのですが、マクロレンズが無い為、XF35mmF1.4にマクロエクステンションチューブをつなげています。
これだと等倍以上で撮れるのですが、ただ写りがね。。
性能は如何に?
MTF曲線は?
空間周波数 45本/mmの時で見ると、ぱっとみ XF60mm の方がSagittal、Meridionalでそろっている気がしますが。
でも XF80mmの方が、隅の方まで解像していますし、基本的な解像感は上のようですね。
手ぶれ補正
XF80mmは、OIS(手ぶれ補正機能)が付いております。
CIPAガイドライン準拠で5.0段分の手振れ補正性能があるとの事です。
ただ、マクロ撮影メインとする場合は、これはあまり関係ないかな。。
手ぶれよりも、被写体ブレしない方がマクロ撮影では重要ですので。
すべての撮影距離に応じて綺麗な写り
Xシリーズ初となる、フローティングフォーカス方式を採用しているそうですね。
簡単に言うと、レンズの前群と後群の動きが撮影距離に応じて変わるという事。
普通のレンズは、撮影距離に応じてレンズが前後するようになっていますが、フローティングフォーカス方式では、撮影距離に応じて最適なレンズ位置になるよう、レンズの位置を前群と後群で動きが変わるというものなのです(うまく説明できない・・)。
※ある距離まで行くと後群のレンズが後退していたものが前進するように動きが変わる、みたいな・・
単なる機械制御(ネジみたいなもの)だと難しいので、カムを使ったり電子制御したりと高度な技術が必要となるのですが、その技術を採用したから、マクロなどの近接領域はもちろんのこと、遠景でもきれいに映りますよ、というのがこのレンズの特徴みたいです。
それと。
隅の方まで解像させるため、中で駆動しているレンズの傾きを抑える機構が備わっているそうです。
上のMTFにその結果が出ています。
マクロレンズではありますが、遠景撮影にも適しているというのが売りの一つみたいです。
遠景撮影の場合は、OISが役に立ちそうですね。
更なる遠景撮影のために
テレコンバーターに対応しているようです。
XF1.4X TC WR装着時で、焦点距離が112mm(35mm判換算: 171mm)、開放F値が4。
XF2X TC WR装着時で、焦点距離が160mm(35mm判換算: 244mm)、開放F値が5.6。
テレコンですから当然暗くなりますし、ここまで暗くなると、他のレンズ(XF50-140、XF100-400)でもいいんじゃないかな?という気もしますね。
XF50-140mm F2.8
でも、マクロレンズの解像度が遠景でも生かせると面白いかも?
どうなんだろ。
欲しいけど高い・・
個人的には昔から欲しいタイプのレンズなので、やっと発売されたか・・長かった、というのが率直な感想なのですが。
ただ、高い!
そして、デカイ!
サイズですが、長さ130mm、直径80mm。
重さは750g!
フィルターサイズは62mm(これはまあそんなものでしょう)。
中望遠域なので大きさ的にはこんなものでしょうが。
自分が持っているXF55-200mmでイメージすると。。
長さ118mm、直径75mmと比べると・・・まあここは誤差かな。
でも重量が580gなので、単純計算1.5倍近く。
大きさが似ているだけに、みっちりガラスが詰まっている感がありそう(笑)。
ちなみにこれがXF55-200mm
自分の用途にはぴったりなので欲しいのですけどね。。
あと、発売時期が宜しくない。
11月末なんて、お花咲いてないし・・
でも欲しい(笑)。