兵馬俑一号坑の後は、兵馬俑三号坑に向かいます。
兵馬俑三号坑
兵馬俑三号坑は、兵馬俑一号坑の隣(北側)にあります、上から見ると小さな正方形の建物です。
横長の大きな建物が一号坑で入り口が東側。
我々は、一号坑の出口(西側)から外に出て、北に向かい小さな三号坑に入りました。
こちらは途中の景色。
左手が一号坑です。歩いている途中、反対を向いて撮ったのかな(よく覚えていない・・)。
小さいですが、皇帝直轄の部隊なので、重要な場所だったのでしょう。
左奥の方などみると、一号坑と異なり自由に並んで皆色んなことをしている様子がうかがわれます。
手前の方は発掘した当時のまんまなのでしょう。
修復前はこのように壊れていたそうです。
食事とお土産
三号坑は規模もそれほどではなく、滞在時間はそこそこに。
次の食事に向かいました。
場所は、多分ですが三号坑のさらに北側。
ここで食事を頂きました。
こちらは、お土産屋さん。
同じ建物の1階にこのような場所があります。
博物館直営だけあって作りのしっかりしたものが売られております(当たり前ですが)。
ここで、前々回もお伝えしましたが、銅馬車のミニチュアを買いました。
外で買うお土産について
そうそう。
ここではなく、兵馬俑博物館を出たところでは物売りが一杯押し寄せて、兵馬俑人形(焼き物)を売りつけてきますが。
ネタとして買うのじゃなければ買わない方がよいです。
もし買うのであれば、多分ふっかけられますが、10元くらいで買えると思いますので、しっかり交渉して下さいね(笑)。
二号坑
次に向かったのは、二号坑と呼ばれるところ。
地図で言うと三号坑の東側、一号坑の北側の正方形の建物。
途中で見かけたものたち
こちらは途中で見かけた謎のロボット。
PATROL ROBOTと書いてあるので、警備ロボットなのでしょうか?
自動で動いているかと思いきやそうではなく、後にはラジコンのようなコントローラーを持って同行している人がおりました。
・・正直何が出来るのかよくわかりませんでした(^-^;
こちらは、地下に続く縦に長い坑とのこと。
道路の上に、ここまで続いているよ、という印がつけられていました。50m以上はありましたかね?
今までもっと大きなものを見ていたので、正直感動はなく、フーンってかんじでした(;^ω^)
二号坑
二号坑に入りました。
建物自体は結構広いですが、一号坑と違い大勢の兵馬俑がいるわけではないので壮大という雰囲気ではありません。
規模は大きいですが、小さな部屋で分かれているかんじで、その中で様々な人たちが働いている、そういった雰囲気でした。
例えは変ですが、大きなミニチュア?をみているような感じでした。
こちらも発掘された時の状態そのままみたいです。
よく見ると地面がレンガみたいなもので舗装されていますね。
再び一号坑
ちょっと駆け足で進んだという事もあり、少し時間に余裕がありましたので、今度はガイドさん無しでゆっくり満喫するため、最初の一号坑に再び訪れました。
正面は相変わらずの混雑っぷりだったので、早々に横に移動します。
先ほどが左側だったので、今度は右側に向かいました。
お昼過ぎで少し人も減ってきました。
丁度良い感じで一望できるところに陣取ることが出来ましたので、イザ!とばかりに撮った一枚(^-^)。
こちらはガラスケースに展示してあったもの。
刀に手をかけているみたいです。
実際に刀もあったそうですが、それは2300年の間に朽ち果てたか、誰かに盗られたのでしょう。
土壁の疑問
兵馬俑の周りにある土壁はいったい何なのだろう?という疑問がずっとありまして。
兵馬俑が居ないから土を残しておいただけなのかな?なんてずっと思っていたのですが。
実はこの兵馬俑。
もともとは建物の中に納められていたそうなのです。
まあ、墓なのでそう考えるのが当たり前なのですが。
土壁だと思っていたものは実はレンガ壁で、その上に木材などを渡して大きな屋根が出来ていたそうです。
大きな体育館みたいなかんじでしょうか。
それが秦の始皇帝死後の暴動により焼き討ちや取り壊しに遭い、天井は崩れ落ち兵馬俑は割られたためこうなっていますが。
単に兵馬俑などの俑(はにわ)が置いてあっただけではなく、建物まで作られていたのです。
今まで見た二号坑、三号坑もそうですね。
むしろ、二号坑、三号坑の方が建物の形がきれいに残っていて分かりやすいです。
この後は、始皇帝が眠るお墓に向かうのですが、長くなったのでいちどここで区切ります。