正月も明け、人混みも納まっただろうと思い、10日過ぎにお参りに行きました。
・・甘かったです、かなり人がいました。さすが参拝者数第二位。すごい所です。
お参りも早々に写真撮影に高じますが、被写体は建物がメインとなります。
建物ですが、意外と難しい。何が難しいと言いますと、建物単体では表現が難しいという事。
もっとも、建物全景を撮ろうとしているのだから、表現したいことも限られる、というのはある意味当たり前。
だから、人をメインにしたり建物の一部を切り取ったり、あるいは普段見慣れない位置から撮影するなどしないとどうしても凡庸になってしまうのかな・・と言い訳しておきます(汗。
1/1600 ƒ/4 ISO400 55mm
成田山新勝寺 総門
門の前に広い空間があったので、かなり引いて撮りました。
広角でも撮ってみましたが、頭でっかちの構図になるので(それはそれで面白いですが)、引いて形を整えた方が自分の好みに合いました。
でもこれは綺麗には撮れても面白くない絵ですね。
視線と切り取りを意識すると次のような感じになります。
1/170 ƒ/4 ISO400 55mm
本堂の屋根裏を切り取ったものです。
幾何学的な造形をメインに、背景を緑に映えさせてみました。
1/750 ƒ/2.8 ISO400 18mm
三重塔を下から見上げたものです。
1/900 ƒ/3.5 ISO800 55mm
擬宝珠です。
背景の障子(格子)を背景にして思い切りぼかしてみました。
個人的には好きな一枚ですが、擬宝珠があまり目立たずインパクトが薄くなったかもしれません。
1/850 ƒ/4.5 ISO400 55mm
額堂に装飾された龍の彫り物です。背景に綺麗に剪定された松の木をぼかして配置してみました。
切り取った絵は特にそうですが、今回は背景を意識してみましたが、いかがでしょうか?