少し前になりますが、11月末の土曜日に上野公園に行く用事がありまして(東京国立博物館で兵馬俑を見てきました)。
今回は兵馬俑は関係ないのですが、少し早く出向いて紅葉真っ盛りの上野公園を散策してみました。
上野公園
知らない人はさすがにいないと思えるくらい、有名な公園ですね。
上野公園へ行ったことはなくても、冒頭の西郷さんの像はきっとテレビとかで見た事があるはずです。
西郷隆盛像
X-E1 + XF35mmF1.4 f/5.6 SS:1/1800 ISO800
といいつつ、実はこの西郷さんの像を目の前で見たのは今回が初めてでして(汗)。
西郷さんの像って、南の端に位置している為、JR上野駅公園口から行くとまず出くわさないのです。
今回わざわざ上野公園を一周して、はじめてお目に掛ける事が出来たわけです。
イチョウの黄色と、空の青がものすごくきれいに映えていてよかったです。
※一応知ったかで言いますと、青と黄色は補色の関係にあるため対比が綺麗なのです(^-^)
ちょっとしたスナップ写真
西郷さんの像のそばだったと思いますが、ちょっとしたテラス席のあるお店がありまして。
その建物がきれいだな、と思い歩いている人も身バレしない程度に(^-^;撮らせていただきました。
清水観音堂
X-E1 + XF35mmF1.4 f/5.6 SS:1/1000 ISO800
続きまして向かったのは、こちらの清水観音堂。
紅葉(もみじ)がとってもきれいでした。
赤い紅葉は、太陽光で透けた状態がとても見た目鮮やかだと思いました。
ただ、逆光になりがちなので、写真を撮るのは大変なんですけどね・・(今回は構図的に半逆光でいけたので、空の色も出てくれました)
なお、このお寺は「清水」と書いてあります通り、京都の清水寺を元に建立されたものなのだそうです。
その証拠に、この奥に行きますと、高台の上にしっかりと舞台があるのです。
清水の舞台
ということで、こちらがその舞台。
似ていると言われれば似てなくもないかな・・本家と比べちゃいけないです(笑)。
ところで
舞台前には「月の松」と書いてある立て札があります。丸い輪っかになった松の木ですね。
どうやって育てたのか分かりませんが、面白いもの作りますよね。
月の松
こちらは、舞台側から「月の松」を覗いた景色。
奥に「不忍之池弁天堂」が見えます。露店も並んでおりましてちょっとしたお祭りですね。
一応この後この「不忍之池弁天堂」に足を運んだのですが・・正直あまり面白くなかったのでスルーしてしまいました(^-^;
なお、この「月の松」。この記事を書いていて気になったので調べたら面白い事が分かりまして。
江戸時代の浮世絵師「歌川広重」も「上野山内月のまつ」と名打って書いておりまして
このように見事な松が描かれておりました。
江戸時代から存在していたのですねー。
もっとも、この松は明治時代に台風の影響で倒れてしまったらしく、そこから150年後の2013年になって復活させたそうです。つい最近の事ですね。
広重「名所江戸百景」の旅: あの名作はどこから描かれたのか (別冊太陽 太陽の地図帖 29)
こういう本を見て尋ねると、より面白さが増すのではないでしょうか。
老夫婦
X-E1 + XF35mmF1.4 f/5.6 SS:1/2500 ISO800
清水観音堂を南下し、間違って公園の外に出てしまったのですが。
その時、私の目の前を歩いておりました老夫婦が仲良く階段を下りておりまして。
なんか微笑ましくつい一枚撮らせていただきました。
逆光でシルエットになりましたので、じゃあ、とモノクロに仕上げてみました。
続きます
上野公園、まだまだ広いです。
もう少し奥まで足を踏み入れてみたいと思います。