前回に続きまして、桜の写真の続きです!
最終回となりました今回は、最終回にふさわしく?散った桜です。
雨の中で撮った写真
雨の中というのは、写真を撮るには地獄のような状況ですが、うまくすれば落ち着いた雰囲気にすることができます。
そういう雰囲気を狙ってみました。
雨の中の一枚
石川県は金沢市、兼六園近くにある「黒門前緑地」という場所での一枚です。
X-E1 + XF18-55mm ƒ/3.6 35mm
これも手前の枝垂桜メインで撮ったものです。
背景はそこそこ写ればよいや、ということで絞り開放にして桜がクッキリと写るようにしました。
シャッター速度はそこそこ早いのですが(1/340)、雨の降るさまが少しですが出ましたね。
でも、雨の線が短く切れているので、もう少しシャッター速度を長くなるようにしてもよかったかもしれません。
レンガを背景に
こちらは場所が変わって京都の国立博物館。
レンガの上に柵があるのですが、奥の枝垂桜が柵を越えてせり出してきているのが面白いと思い撮った一枚です。
この日も雨。でもたまたま止んだ時に出くわしたもので、やはりレンガの色もあるので落ち着いた雰囲気がよかろうと思い、それを狙っております。
ただ、この写真ついては、正直ゴッチャリした感が拭えないですね。。
なるべく桜の白を浮かして、背景は暗く落ち着かせたような雰囲気にしてはみましたが・・やはり桜は難しいです。
散った桜
場所は前後してしまいますが。
「黒門前緑地」の地面に落ちた桜の花びらです。
地面は苔むしており、その緑の絨毯に白い花びらが散っている様が良いな、と思い撮ったものです。
ただ、全体を映してしまうとあまりぱっとしなくなるため、55mmと望遠端にして切り取ってみました。
画面両端に竹の柵が来るようにして、フレーミングも考えたつもりですが・・
Flickr民にはウケが悪いです(苦笑)
私は今回の3枚の中で、これが一番気に入っているのですが(笑)。
あと、今回は赤(マゼンタ)を少し混ぜております。
花のピンクもそうですが、それ以上の緑が生えて良くなったのではないかと思っております。
まとめ
桜シリーズはこれでお終いです。
染井吉野も枝垂桜ももう散ってしまったと思いますが、まだ八重桜とかもう少し桜の見ごろは続くと思います。
今年は天気があまり宜しくない日が続きますが、まだチャンスはあるのではないでしょうか?
あと、これは個人的な思いですが。
桜って撮るの難しいですよね。
特に全体を写す場合です。
ゴッチャリして、しかも花が白いので撮り方を工夫しないと、ただのゴチャゴチャした写真になります。
梅の花もそうでしたが、もっとうまい人の写真を見て創意工夫を続けていきたいと思います。