さて、前回野鳥観察であまり満足いく結果を得られなかった私ですが。
実はその後X-T2を手に入れる事が出来ましてv(^-^)
それで再度石神井公園まで野鳥を撮ってみる事にしたのです。
X-T2について
今年9月(2016年9月)に発売されたばかりのニューフェイス&フラグシップモデルです!
今まで私が使っていたX-T10や、その1つ前のX-T1と比べ大きな違いとなるのがこちら。
1.解像度
・1600万画素→2400万画素へと拡大しました
※面積が増えて画素数が増えているのでダイナミックレンジの心配がありますが、そこは技術の改良にて問題はないそうです。
2.画像処理プロセッサーの変更
・より速いレスポンス
・AFの改善(フォーカスポイントがより多く、より細かく選べる)
・AF追従性能の改善(追従パターンを設定出来る様になった)
・新しいフィルムシミュレーション(ACROS)とグレインエフェクト(フィルムっぽいノイズ)
・4K動画対応
となりました。
3.操作性と基本性能の改善
・背面液晶が縦横チルトが出来る様になりました。
・「ISO感度ダイヤル」「シャッター速度ダイヤル」のロック機構が改善されました。
・「ISO感度ダイヤル」を動かしても、X-T1の時みたいに撮影モードダイヤルが動く、なんて事がなくなりました。
・メカシャッター速度上限が1/8000秒になりました。
・ジョイスティックでのAFポイント移動が可能となりました。
・露出補正ダイヤルに「C」が追加され、±3EV以上の設定が出来る様になりました(コマンドダイヤルによる操作です)
今回は、私が苦手・・というよりカメラを信用していないので使っていなかった「オートフォーカス」に期待してみよう、と試してみたわけです。
AF-Cで試し撮り
X-T2 + XF55-200mm 200mm ƒ/4.8 1/8500秒 ISO200
※電子シャッターになってますね
1枚1枚出すと多くなってしまうので、まとめてしまいましたが。
空を飛んでいる鳥(カラスかな?)で、比較的離れている被写体であれば何の問題もなく撮る事が出来ました。
連写枚数も、RAW+JPEG(Fine)で余裕で10枚以上撮ることが出来ました。
X-T2 + XF55-200mm 200mm ƒ/4.8 1/480秒 ISO400
水面で若干背景がざわつく場合も、横に動くものであれば問題ないです。
これは期待できるかも?
あ、連写についてですが一つ注意点。
SDカードですが、書き込み速度が速い以下のものを使っておりますので、バッファー不足に陥りにくいというのも要因の一つになっているかと思います。
TOSHIBA SDXCカード 64GB UHS-II U3対応 (最大読出速度260MB/s 最大書込速度240MB/s)
AF-Sで流し撮り
X-T2 + XF55-200mm 200mm ƒ/4.8 1/180秒 ISO200
これは偶然の一枚ですが(^-^;
AF-Sで偶然目の前を通り過ぎてきた青鷺(アオサギ)さんをとらえた一枚です。
適当にシャッターを切っただけですが、しっかりとらえてくれました。
ただ、鑑賞に堪えうるかどうか、というと全く別ですが(^-^;
AF-Sで背景ごっちゃりの場合
X-T2 + XF55-200mm 200mm ƒ/4.8 1/550秒 ISO400
多分中鷺(チュウサギ)だと思います。
池をゆったり歩きながら餌を探していたのでしょう。AF-Sで撮ってみましたがピントがずれたり抜けたりする事はありませんでした。
MFで真鴨撮影
最後はMFで置きピンで撮ったものです(私のいつもの撮影スタイル)。
X-T2 + XF55-200mm 200mm ƒ/5.6 1/450秒 ISO800
X-T2 + XF55-200mm 100mm ƒ/5.6 1/180秒 ISO400
X-T2 + XF55-200mm 100mm ƒ/5.6 1/600秒 ISO800
X-T2 + XF55-200mm 100mm ƒ/5.6 1/600秒 ISO800
鴨は愛嬌があって好きです(笑)
X-T2になってリベンジ出来たか?
動きものは以前まで全然期待できなかったので(X-T10でもピントが合わない、バッファー不足ですぐに連写が止まる)、AFはかなり良くなった気がしました。
しかし、コントラストの高いところや、被写体の鳥が背景となじんでしまうようなところでは、相変わらず難しいです。
※いや、これは私の現像方法やそもそも被写体としての選び方に問題があるのでしょうが
まあ、なんにせよ。
今までは全部MFで撮っておりましたから、ある程度AFも使えるという事が分かったのは収穫でした。
※でも多分MF使い続けるんだろうな・・(苦笑)