ドゥカーレ宮殿を出たのが12時過ぎ。
イタリアのお昼ご飯は13時過ぎ、夜も19時過ぎからが一般的なのだそうで、レストランもまだ空いておりません。
なので、お昼ご飯を食べる前に、ゴンドラに乗ることにしました。
ゴンドラ乗船
サンタ・マルコ広場から海に面した場所にあるゴンドラ乗り場に行きます。
ゴンドラは一艘いくら、というかんじなので、人数は関係ありません(といっても6人も乗ればいっぱいですが)。
ちなみに今回は80ユーロくらいで40分くらいのもの。
ルートはある程度自由に決める事が出来るそうですが、正直よくわからないのでガイドさんに「生活感のあるところ!」とリクエストしまして。
その結果、ドゥカーレ宮殿横の水路(牢獄があるところ)の区画をぐるっと一周するコースとなりました。
地図ですと、中心にある土地の周辺ですね。ここを時計回りにぐるっと一周したかんじです。
ゴンドラの船頭さんについて
ところでこのゴンドラ。
船頭さんは歌うたいません(笑)。
テレビとか何かで、ゴンドラ漕いでいる人が歌っているのを見た事ある人もいるかもしれませんが、ここ本場では歌いませんので、変な期待はしないでおきましょう。
ちなみに歌ってくれたのは、ラスベガスにある「ベネチアン」でした。
もう一つおまけ情報。
ゴンドラの船頭さんという職業。
実は誰でもなれるわけではないそうです。
代々ゴンドラの船頭さんを職業としている家系があるそうでして、そこに生まれた人、もしくは婿さんに行った人だけがなれるそうです。
日本で言うと・・・歌舞伎役者(主役級)みたいなかんじ?
しかも免許制!まあ、細くて曲がり角の多い運河を長い舟でぶつからず漕いで行くわけですから、それなりの技量は必要でしょう。
で、その分儲けは良いらしいです(笑)
ちなみにこの人が今回の船頭さん。
ゴンドラに乗りながら撮ったお写真
先頭部分に座って撮りました。
後ろ向きだから振り返りつつ撮ったのですが。
それで結構自分が動いたものだから、船頭さんから途中「左に寄るな、右に寄って」と何度か言われてしまいました(^-^;
細い舟ですし、左右バランスとるの難しいんでしょうね(^-^;
多分左手がドゥカーレ宮殿裏側
もう少し進んだ先
別のゴンドラ
目の前に先行していた別のゴンドラがありました。
お互いお知り合いなのでしょうね、漕いでいる間ずっと世間話しておりました。
細い運河
ゴール
海に出る直前のところ。右手がゴンドラ乗り場で、ここで降ります。
ゴンドラを降りる時に、手を引いてくれる人がおりましたが、その人にはチップをあげましょう。
一人あたり1ユーロもあげれば十分でしょう。
この後
お昼ご飯の時間になりましたので、歩いてリアルト橋近辺にあるレストランまで移動します。
それについては次回ご紹介いたします。