前回からの続きです。
石神井公園をお散歩しつつ撮影したものをご紹介していきます。
お写真の続き
前回はどちらかというとお花がメインとなりましたが。
今回は生き物と風景をメインにご紹介していきたいと思います。
カワセミ
3枚まとめてご紹介します。
X-E1 + XF55-200mm 200mm f/4.8
3枚とも3/4くらいにトリミングしています。
池の周りを歩いていたら、でっかいレンズとカメラを持った人達が集まっていて、しきりにある方向を向いていました。
おっ、何かいるんだな?
と思い向かう先を見てみたのですが、なかなか見つからない。。
10~20秒ほどあちこち探して、やっと見つけました!青い背中のカワセミを!
過去も1~2回ほど一瞬だけ飛んでいる姿をみかけたことはあるのですが、止まっているカワセミは初めてでしたので嬉しかったですね(笑)。
とにかく、XF55-200mmレンズを構えて狙いを定めて何回も撮ってみました。
FUJIFILM フジノンXFズームレンズ XF55-200mmF3.5-4.8R LM OIS
しかし、実際に撮ってみた写真を見ると、小さいですね・・。
あと、意外と解像していない。。
もっと絞ればよかったのかな。。。
でもシャッター速度も1/200くらいなので、手ブレを考えるとこれくらいでも遅いくらい。。
※1/焦点距離 = 手ブレしないシャッター速度 なんて言われていますし(あくまで目安)
うん、多分手ブレでしょうね。
あと、OIS(レンズ内手ぶれ補正)はOnになっていたのですが、これも良し悪しらしいですね。
そう考えると、三脚は必須なのかもしれません。
今度三脚もって再チャレンジしてみようかしら。。
鴨
こちらも何枚かまとめてご紹介します。
上の2枚は、シルエット的に撮ったもの。
2枚とも去る姿というのもあり、ネガティブなイメージを強調するために暗くして、構図的にも後ろを多くとるようにしました。
最後の1枚は、水面に映る木々の影を強調してみました。
水面と影のモノトーンなところに、鴨のカラーが面白いかな、と思ったのですがいかがでしょう?
スポットライト
ど真ん中、というのもあり、周りはぼかしたかったので、絞り開放で撮っております。
真ん中にある芋の芽ですかね、そこにだけきれいに光が射し込んでおりました。
三宝池に続く
日も沈んできて、自分の背の右後ろに位置しており、陰影がとてもよく出ておりましたので、それを何とかおさめてみようとしました。
こういったコントラストが強い状態だと、デフォルト設定では影ばかり出来てしまうので、カメラ内現像でシャドウ-2と暗部を持ち上げております。
なお、この写真、いくつか問題がございます。
写真の出来栄えとして、最初個人的に悪くはないなと思っていたのですが。
写真の指導をされている先生に指摘されて気が付いた点でして、腑に落ちた内容でしたのでご紹介したいと思います。
問題点その1:ピントがあっていない
ずいぶんと絵画的なものになっていますが、これはピントが合っていない為。
f/8でパンフォーカスになるように心がけてはおりますが、実際はこれだけ奥行きがあると、どうしてもピントがずれる箇所が出来てしまいます。
そして、ピントが奥の景色に合ってしまっております。自分の中では手前の木々に合わせたつもりでしたが、どうやらオートフォーカス任せにしたため、奥に抜けてしまったようです。
マニュアルフォーカスにして、その場でしっかりと確認しないとダメですね。
問題点その2:手振れが起きている
シャッター速度は1/150とそこそこありますが、微妙にブレが生じているようです。
この写真のように、葉っぱなど細かいものが複数存在する場合(空間周波数が高い、という人がいるようですが)、ちょっとしたブレが写りに大きく影響してしまうようです。
手持ちをより頑張るか(笑)、三脚を使うなど検討すべきなのでしょうね。
問題点その3:コッソリ人が入っていたので消しちゃった
これは指摘事項ではなく、単に私が勝手にやってしまった事ですが(^-^;
撮ったその場では気が付かなかったのですが、家に帰って大きな画面で見た時に気が付いて、びっくりしちゃいました(笑)。
悔しかったので、Photoshopで無理やり人を消してしまいましたが(^-^;
まあ、わかる人にはすぐわかってしまうのでしょうから、先にバラしておきました(笑)。
この写真で起きた諸問題につきまして。
別の日に再チャレンジしておりますので、よろしければその記事をご覧ください。
お終い
石神井公園で撮ったものは以上となります。
この公園、都心からそれほど離れているわけでもありませんから結構行きやすいですし、何より自然が多い場所なので、普通にお散歩するにも良い場所だと思います。
ただ、公園の周りは普通に住宅地しかありませんので、井の頭公園のようにその周りで食事など楽しむ、というところまではいきません。
まあ、その分人の数も少ないですし、落ち着いた雰囲気を楽しむには良い場所なのではないでしょうか。