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    Categories: FUJINON XF18-55mmX-E1カメラレンズ写真情報

【写真撮影】ブルーライトカットメガネにはご用心

私は仕事柄、パソコンとにらめっこしておりまして。
そうなると、目がどうしても疲れる訳でして。。
ここ数年流行っております、ブルーライトカット機能のついた眼鏡を今年から使用しております。
個人的には、このブルーライトカット機能、とても重宝しておりまして、おかげで以前より目が疲れなくなった気がしております。

ブルーライトカットメガネって?

ご存知ない方はあまりいらっしゃらないかと思いますが、一応簡単にご説明だけ。
パソコンやスマートフォンなど、液晶のバックライトとして用いられているLEDや蛍光灯、白色なので色々な波長の光がでております。
当然その中には紫外線も含まれております。
この紫外線、目には優しくない、という事になっておりまして(理由は色々あるのでしょうが・・よくわかりません)。
液晶モニター側に取り付けるフィルターなど昔からよく販売されておりますし、今でももちろん販売されております。

ELECOM 液晶保護フィルタ ブルーライトカット 23インチ
例えばこういった製品ですね。

このブルーライトカットフィルターを、メガネに付けてしまえ!という発想の転換で生まれたのが、ご存知「JINS PC」。

テレビCMで一躍有名になり、そこかしこで見るようになりましたね。

もちろん、他のメガネレンズメーカーさんも黙っておりません。
普通にメガネを作るとき、ブルーライトカット機能の付いたレンズも使えるようになったのです。

私も、普通のメガネ屋さんで度入りレンズを入れるとき、このブルーライトカット機能付きのを選んだのです。

実際使い始めると、確かに目の疲れは軽減しまして、とても重宝するようになったのです。

色を扱う場合は要注意

しかしです!

このブルーライトカット機能、文字通りブルーライト(青色)をカットしちゃってくれているものですから、このメガネを通してみた世界は実際よりもわずかですが赤みを帯びた世界になるのです!

もちろん、真っ赤っか、というわけではありません。
特に意識しない限りは青も赤も普通に認識できます。

ですが、細かい色を調整するなどしている場合は、とても大きな問題となるわけです。

私の場合は、写真を現像する時にそれが顕著になりました。

写真現像で起きた問題

8月に入ってから、ネット上で参加できる、とある写真教室に参加するようになったのですが。
そこの講師の方から、色を傾け過ぎだ、という指摘を受けるようになったのです。
特に青の方に・・と。

はい、ここで賢明な方はお気づきになったと思います。
ブルーライトカット機能の入ったメガネが問題だったのです。

事の発端

今年の4月にエアリーフォトセミナーを受けてから、積極的にホワイトバランスをいじる事を覚えたわけですが。
特にホワイトバランスシフトで色を変える場合、基準となる色温度を設定してから行った方が良いとのアドバイスをメーカー様に言われ、それからまずホワイトバランスで色温度を指定するようになったのです。

そこで、日中お日様が出ている場合の写真を、5000~5600Kくらいでまずは設定するのですが。
どうやってもホワイトバランスオートと同じ色にならないわけなんです。

その後試行錯誤してホワイトバランスシフトでオートの状態に合わせる事を知ったのですが、オートと同じ色よりもう少しブルーを強くしたい、と思う様になったわけなのです。
それに、元々富士フイルムさんの色は赤が少し強めなので、積極的に青に変えるようにしたわけです。

でも、ブルーライトカット機能のおかげで、本来そうしたい色より余計に青に傾けるようになってしまったわけです。

ホワイトバランスを変えるという事を、このメガネを変える前から知っていたら、メガネを変えた時点で気が付くようになっていたのでしょうが・・。
メガネを変えてから後になって色の厳密な調整を行う様になったわけなので、気が付かなかったのですね。。

いや、このメガネを買った当初は、お店の人にしっかり言われていたのです。
青の光が弱くなるので、若干赤みを増したように見えますよって。
実際試してみて違いは分かったのですが、その時はまだ現像時の色管理についてそれほどシビアになっていなかったとき。。
すっかり忘れておりました・・orz

講師の方に言われた時も、メガネのことは全然意識しておりませんでした。
色については自分なりに意識していたつもりでしたので。

このような、ハードウェアカラーキャリブレーションが出来るモニターを使ったり、SRGBで正しく色が出るようアプリケーションの管理をしたり、印刷時の色も合わせたり(カラーマネジメントですね)、色々していたので、余計です。

まさかメガネだったとは・・・

実際の写真で比較

同じ写真を、現像で変えたものです。

適正と思われる色


X-E1 + XF18-55mm
VELVIA , WB:5000K

青すぎ思われる色


X-E1 + XF18-55mm
VELVIA , WB:5000K , CYAN:+3 , MAGENTA:+2

いかがでしょうか?
特にわかりやすいのが、対角線上にある白い壁の色。
上に比べ下は青と赤が強くなっていると思います。

これが、ブルーライトカット機能のあるメガネだと、上の写真は黄緑色に見えてしまうのです。。

恐ろしい事です。

とりあえずメガネを変えるしかない・・

写真を扱う時は、昔使っていたメガネに掛けかえるしかないでしょうね。
幸いなことに、視力だけは変わっていなかったので。
※レンズがキズだらけだったので変えたのですけどね。。

しかし、写真撮るのにメガネは本当に鬼門ですね。
ファインダー使用時に四隅がケラれることがあるし、今回のような色の問題もありますし。
ファインダーとメガネのレンズが接触するので、レンズがすぐ汚れますし。。

メガネ要らずの人や、コンタクトレンズが受け付けられる人は本当にうらやましい限りです。

色というものは人によって感覚がある程度異なるようですが、それでもいろんな要因がある、という良い気付きになりました。
・・お恥ずかしい話ですが(汗

もしブルーライトカットメガネをされている方で、写真やデザインなど色を扱う方がいるようでしたら、一度色の違いをチェックされてはいかがでしょうか?
※もしかして気が付いていなかったのって、私だけ?(^-^;

Mr.X : 40代のおっさんです(汗 エンジニアを生業としていますが、休みの日はカメラを持ってお出かけする日々を過ごしております。 愛機は「FUJIFILM X-E1」。 2013年春に旅行に行くのを機に買ったのがきっかけで、それ以後写真を撮る楽しみにどっぷりハマっております(笑)。 下手の横好きですが、少しでも写真の腕前を上げたく日々精進しております。