西武秩父線芦ヶ久保駅（あしがくぼえき）近くにて、昨年頃から「氷柱」なるものを開催しているようで、せっかくなので観に行くことにしました。
公式サイトは多分こちら「あしがくぼの氷柱 | 歩楽～里（ぶら～り）よこぜ」
西武鉄道と提携して始めた、横瀬町の町おこし企画っぽいです。
運営に関わっているスタッフさんたちは、横瀬町の皆様だそうです（スタッフさんとの会話で、土日ここにかり出されてるんですよ、みたいなこと言ってました）。
まあ、そんなことはさておき（笑）、実際に行った感想など書いていきたいと思います。
ルート
芦ヶ久保駅は、飯能駅よりさらに奥、秩父に近い場所にあります（もう２駅行けば西武秩父駅です）。
臨時特急電車が停車するそうですが、池袋駅から乗ってもさほど時間は変わらないので、今回は急行や普通を乗り継いで行きました。
芦ヶ久保駅からは、道の駅方面にある小道を伝って徒歩１０分ほどで行けるようです。
私は道の駅からの小道を知らなかったので、車道（２９９号線）沿いに行きました。
道案内の標識がなかったので一瞬戸惑いましたが、Google Mapを頼りに無事目的地まで行くことが出来ました。
※２９９号線沿いに行く場合。５分ほど歩くと左手側にキャンプ場入口看板があります。その道に入り、さらに奥に２分ほど歩けば到着します。
会場
入口で係りの人がおりますので、環境整備協力金200円を払いチケットを受け取り、更に奥に歩きます。
西武線の下（高架）があり、そこをくぐれば氷柱にお目見え出来ます。
ちょっと「おっ！」となります（笑）。
入口すぐそばで撮った一枚。逆光とそこから射す光に照らされた氷柱のコントラストを狙った一枚。
X-E1 + XF18-55mm
入口すぐに浅間神社の鳥居があるので、多分神社の敷地内なのでしょうかね？
進行方向左手に、ちょっとした氷柱があります。
さらに奥に進んでいくと、南面にある大きな斜面を間近で見る事が出来ます。冒頭の写真がそれです。
氷柱そのものは大きくこの２か所です。あとは上に登るだけです。
上に登る道は、おがくずで敷き詰められております。
凍って足を滑らす、という心配は・・多分しなくてよいでしょう。
急斜面というわけでもないので、安心して昇り降り出来ますが、運動不足の人にはちょっとだけ堪えるかもしれません（笑）。
上まで登ると休憩所があります。
甘酒やコーヒーを１杯無料で戴く事が出来ますので、ぜひ戴きましょう。
私は甘酒を戴きました。
氷柱があるくらいなので、とっても寒いですが、かなり温まります。
まきストーブが３台置いてあり、それを取り囲むように木のベンチがおいてあります。皆さんそこで暖をとっております。
甘酒以外にも、おでんとか色々と暖をとる食べ物を販売しておりますので、お好みで戴いてはいかがでしょうか。
氷柱
いわゆる「ツララ」です。
雪国出身の私にとって普段見慣れているものなので、実際に見るまでは正直あまり期待はしておりませんでした（苦笑）
現物は想像以上に立派なものでして、それなりに楽しむ事が出来ました。
ただ、私の後ろを歩いていたおじいちゃんが「なんだ、こんなの200円払う価値ないぞ」なんてディスってましたね・・あくまで個人の主観に委ねられる内容かな・・とは思いました。
そうそう。
この氷柱は自然に出来たものではありません。
わざわざ水を撒いて氷柱にしています。
そういうのもあるので、ありがたみ・・みたいなものは正直なところないのかもしれませんね(^_^;
でも、冒頭の写真みてもわかるかと思いますが、結構な規模で氷柱が出来ていますので、個人的にはアリだと思います。
今回私は時間の関係上見ませんでしたが、夜はライトアップするようです。
近くの宿に泊まる人であれば、時間をきにせず見る事できそうですね。
写真撮影
正直難しいですね。。
氷柱って基本的に日陰に出来ますから、光が射さないんです。
他の人が撮った写真などみても、だいたいこんなかんじです。
私も出かける前この画像は見ていましたので、難しいんだろうな・・と思っておりましたが、案の定でした（笑）。
一部日が射しているところもありましたので、そういったところを攻めてとってみたりしました。
バラか何かの枝でしょうかね？枝に沿う形で氷が出来ていたのが面白く撮ったものです。
X-E1 + XF55-200mm
おもいっきり日蔭の場所で、そのままだと印象弱い気がしたので、ハイライト+2、シャドウ-2でせめてみました。
X-E1 + XF55-200mm
光に照らされた氷柱と背後の影と対比させてみましたが。。
X-E1 + XF18-55mm
撮り鉄
なぜだかわかりませんが、そこかしこに鉄道撮影ポイントと電車の通過時刻を示す案内板がありました。
要は「電車を撮ろう！」と主催者は言っているわけですが、なぜ？と思いつつもしっかり乗せられてしまう事にしました（笑）。
※まあ、なんとなくはわかりますけどね。。氷柱だけだと正直弱いと思いますから。
で、撮ったのが以下です。
一番上から見下ろした一枚。青い空と黄色の電車が補色になって対照的な写真になったと思います。
X-E1 + XF18-55mm
一番下から撮った一枚。なんとか氷柱を入れてみましたが、構図的にはイマイチかも。
X-E1 + XF18-55mm
帰りは温泉で暖まりましょう
この氷柱観光、正直１時間もあれば十分です。
それだけのために遠出するのはもったいないですし、それを主催者側も十分理解しているのでしょう。
近くに「秩父湯元 武甲温泉」があり、そこへの無料巡回バスが出ております。
日帰り入浴が出来ますので、ぜひ行きましょう！
入浴料は700円。バスタオルレンタルが100円。
館内でお食事もできますし、無料の休憩所にもなっております。
温泉なのでかなり温まりますし、おそばもちゃんとしたもので、かなり美味しいです！
他にも、無料巡回バスは、観光農園をやっているところ（ごめんなさい、名前忘れました・・）も巡回しております。
今回私は行きませんでしたが、結構バスを降りていく人がおりましたので、人気なのでしょうね。
この季節は、イチゴとシイタケが採れるそうです。時間がある人はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。