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    Categories: イタリア・ローマ&ヴェネツィア

【イタリア旅行】6日目:ローマ市内観光 バチカン美術館その3

まだバチカン美術館ですが。。
これで最後になります。

タペストリーのギャラリー Galleria degli Arazzi

突然長い廊下が出てきます。
そして、いきなりこんな景色が続きます。。

いっぱいあるので分け分からなくなっていきました(笑)

1枚1枚がとにかく大きくて、間正面から全体を撮るのは不可能でした(^-^;

地図のギャラリー

こちらはもっとすごい!

先が見えません・・
左手は残念ながら工事中でした。
これが無ければもっとすごいんでしょうね。。


天井には様々な絵が。
そして、左右の壁には、文字通り地図がタペストリーとして描かれております。
この地図は、バチカンが支配していた地域を示しているそうで、当然ここローマも、そしてその前に訪れましたヴェネツィアも描かれておりました。


上の天井画を一部撮ったもの。
なんかもう、よくわかんないことになっています(笑)。


ずっと歩いてたどり着いたところ。


こちらは獅子ですが、なんか愛嬌があったので撮った一枚です。

システィーナ礼拝堂

この「地図のギャラリー」を過ぎると、システィーナ礼拝堂に行くことが出来ます。
ミケランジェロが描いた天井画、壁画はとても有名なものですね。

しかーし!

写真撮影は禁止されておりましたので、ここでのお写真は一枚もありません。。

まあ、私が撮らなくとも、他にいっぱい参考資料がありますので、「システィーナ礼拝堂」で検索してください。

さて、ここの天井画、壁画ですが。
本当に素晴らしかった!
教科書とか色んな資料で見ていたものが、実際に目の前にあるだけでも感動ものですが・・いや、印刷物と実物は色の出方が全然違います。
やはり本物は見ておくべきですね。

ここシスティーナ礼拝堂ですが、基本的にはお祈りをする場所ですので、騒々しいのは禁物。
係の人?が度々「シーッ!」とマイク使って静かにさせていました。
それと、混雑するので立ち止まってみるのは禁止。
私たちは壁の方に行き、椅子がありますので、そこに腰かけてお祈りしている体でずっと天井を見上げておりました。
20分くらい居たと思います。

とにかく素晴らしかった。。

で、やっとこさ移動します。
次はサン・ピエトロ大聖堂。
システィーナ礼拝堂に入った場所は、正面の方です。
そこから正面を背にして右手奥の方に出口がありますので、そこを通って直接サン・ピエトロ大聖堂に行きます。

コンクラーベ

そうそう。外に出る前に関連する事を一つ思い出しました。

ここシスティーナ礼拝堂は、コンクラーベという教皇を選ぶ場所としても使われます。
最近(2013年)も「ベネディクトゥス16世」が退位するという事でニュースになりましたよね。

コンクラーベというのは、ラテン語で cum clavi「鍵がかかった」という意味らしく、実際に鍵をかけて外に出られなくしたそうです。
決まるまで外に出られないので、下手したら何十日もかかり、飲み食いも出来ずに死んでしまう人もいたそうで。。

日本語だと「根比べ」なんて言葉で覚えても違和感ないですね(笑)。

さて、鍵をかけられてしまうと、外との連絡も出来なくなるわけですが。
連絡を取る手段として、煙を用いていたそうです。

実際にはストーブを焚くそうで、煙突伝いに出た煙を外の人が見て、その色で連絡を取るようにしていたそうです。
・黒い煙を出している間は、まだ決まっていない。
・白い煙が出たら決まったよ!
と。

で、やっと外に出る時の話につながるのですが。

そのストーブは、出口そばに設置してあるそうです。
実際に床をよく見ると、煤で黒ずんでいました。

出口を出る時に、ガイドさんが床を示してくれて、スゲーッ!本当にやったたんだ!と実感できたわけなのです(笑)。

次回はサン・ピエトロ大聖堂

ということで、バチカン美術館はやっとお終い。

こちらは、全くどうでもよい写真ですが。
システィーナ礼拝堂から外に出る時に見かけた通路です。

外に出ました。
ここから更に下の階段を下り、右手側に見えるサン・ピエトロ大聖堂に向かいます

~イタリア旅行記目次~

Mr.X : 40代のおっさんです(汗 エンジニアを生業としていますが、休みの日はカメラを持ってお出かけする日々を過ごしております。 愛機は「FUJIFILM X-E1」。 2013年春に旅行に行くのを機に買ったのがきっかけで、それ以後写真を撮る楽しみにどっぷりハマっております(笑)。 下手の横好きですが、少しでも写真の腕前を上げたく日々精進しております。